退院後初受診
お腹でスクスク育った大きな子宮筋腫。
子宮全摘手術を受けるまでと、その後の日々の徒然を記録しています。
~第27話~
今日午前中、退院後初の受診日だった。
摘出した臓器とその付属物の検査結果は悪性のものではなく、良性の筋腫と確定。
実は、あまりに急成長し、あまりにも巨大だったため、悪性のものの可能性あり、と手術前から言われてた。
でも自分の感覚では悪性ではないと思っていたので、特にそこはクローズアップせずに過ごしてきたけれど。
悩んだところで結果は変わらないならば、結果出るまで悩まない方が気楽だから、結果が悪かったら悩もうと決めていた。
医師から結果を言われて
「だよね~」
と思ったけど、やはりホッとはした。
摘出物の検査結果を聞いた後、内診。
まぁまぁ順調な回復。
まだしばらくはおとなしく、とのこと。
退院後1ヶ月のところで再度受診することになり、今日は終わり。
今日の診察時の服装は、ここのところ毎日のように着ているデニムのサロペットスカート。
寒いからタイツを履きたいけれど、タイツやストッキングのお腹の縫い目がお腹の傷に当たって痛くて、着ることはできるけれど長くは着ていられない。
今日も膝下丈の靴下で我慢。
同じ理由で、ジーンズもダメ。
でもやはりまだしばらく寒いから、タイツだけは欲しいと思い、昨夜ネットでマタニティタイツとマタニティレギンスをポチっとした。
今日中には届くはず。
しかし、マタニティ用でも、お腹部分に縫い目や切り替えがあるものがほとんどで、そうでないものを見つけるにはかなり時間がかかった。
マタニティ用ならばお腹に余裕があるので、締め付けは緩いから、縫い目があってもまだマシなのかもしれないが…
マタニティ用は決して開腹手術後用とイコールではない。
特に私は、巨大な筋腫を取り出すためにお腹を大きく切ったので、帝王切開の傷とは方向も大きさも違う。
開腹手術後用の下着や服って、世の中にまだまだ少ないのだなと実感した。
あとは、今の我が身を見て…産婦人科の待合室でワンピース着てるからって、妊婦とは限らない。
さらに手術前の我が身を振り返ると、お腹が出てるからって妊婦とは限らない。
筋腫が巨大だと、妊婦並みにお腹出てることもある。
私の筋腫も、小さめな赤ちゃんくらいの大きさあったもの。
経験しないと気づかないことってまだまだたくさんあるのだなぁと、あらためて思った。