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できるようになる喜び
お腹でスクスク育った大きな子宮筋腫。
子宮全摘手術を受けるまでと、その後の日々の徒然を記録しています。
~第22話~
長く感じた入院生活も終わり、もう退院して自宅療養に入っている。
あ、これ書き留めておきたいな、と思っても、書かずにいたら忘れてしまったこともいくつかある。
思い出しながら、これからもボチボチ書いていきたい。
手術後、翌日お昼頃にはトイレまで看護師さんと一緒に歩け、午後には尿カテーテルと尿管ステントが抜かれた。
その後はどんどん歩いた方が良いと言われ、私も自分であれを手に取りたい、これもしてみたい、と欲があったため、動くと痛いけれど、積極的に動いた。
欲があるとがんばれるものだとつくづく思った。
動けば動くほど、もっと動けるようになるのが嬉しくて、どんどん動いた。
できなかったこと
その中で、手術翌日も、その翌日も、できなかったのが、ガラガラうがいだ。
顔を上に向けてうがいをすることができない。
術後の動き方として、顔が下を向いていた方がお腹に負担がかからず、楽に動ける。
うがいはその逆。
顔を上に向けるのがどうしてもできない。
さらに、歩き方も始めは腰が曲がった状態。
点滴台に掴まってヨタヨタしか歩けない。
その後もなんとなく前屈み。
背筋を伸ばしてスタスタ歩くことができない。
その他、トイレに入って、自分のお尻を拭くことができない。
体をねじれないのだ。
幸い病院もウォシュレット便座だから、お尻はウォシュレットで洗って、軽く水分を取るだけで良いので、後ろから手を回さなくても、前からちょんちょんと水分を押さえて取ることができた。
基本的に女性は女性器にバイ菌が入ると良くないため、後ろから前に拭いてはいけない。
お尻は必ず後ろから手を回して、前から後ろに拭くようにしつけられて育ったため、それができないのは、違和感が大きかった。
できるようになった時期
これらができるようになった時期は…
ガラガラうがいは手術後5日目。
背筋を伸ばして歩けるようになったのは、退院の日(手術後8日目)。
退院後の今も、まだスタスタは歩けない。(手術後10日目)。
お尻はまだ前から…。つまりまだ体はねじれない。
その他、退院後、日常生活ではできなくなったと感じる動きが多い。
体がねじれないから、後ろを振り向くこともやりづらい。
体側伸ばしも、以前ほど深くはできない。
ジャンプもまだ怖い。
退院時に家族の迎えで自動車で帰ったが、道路のちょっとした凹凸で揺れる車の振動がお腹に響いて痛かった。
くしゃみ、咳、笑いもお腹に響いて、ウッとなる。
高いところのものを取ろうとすると、お腹が引っ張られてつらい。
他にも細かい点でたくさん。
しかし、それらできないことがたくさんあればあるほど、日に日にできるようになることもたくさんある。
できるようになった!の喜びは大きい。
焦らず回復していきたい。