トウキョウドゥ 国際フォーラム 浴衣でナイトに出店
トウキョウドゥさんに登録してから連絡を頂き、
『浴衣でナイト』というイベントに出店することになった。
しかも、本にも出て来た国際フォーラム!
緊張しながら向かった場所には
沢山の色んなキッチンカーさんがずらりと並んでいて
着いたらもっと緊張した。
まずは本の通りに1台1台全部のキッチンカーさんに挨拶した。
みんな優しくて初めての私達に沢山声をかけてくれた。
本にも載っていたモチコチキンのフラッパーさんがいて
話しかけてみた(女は度胸だ)
「冬にスープや和食をやろうと思ってるんですがスープってどうでしょうか。。」と、急に。。。
フラッパーさんは2人とも
「自分たちが好きなもの、考えて納得したものをやった方がいいよ」
と言ってくれた。
この時はこの意味がよく分からなかったけれど
今キッチンカーを始める人に同じ質問をされたら同じように答えると思う。
誰かが売れると言ったからとか、なんとなく始めやすいとか
何かに左右されて、成功の近さで決めるより、自分達が納得してやれば全て自分達の責任で、あきらめもつくし、軌道修正も早い。
軌道修正を早くすることが私達には大事だった。
なぜなら私達はアクシデント王とアクシデント女王のコンビで
失敗だらけだったからだ。
そして昔は経験を積めば、こうした方がいいよって、アドバイスをするものだと思っていたけれど、経験を積めば積むほど、正しい正解なんてないことに気が付いて、アドバイスなんてない事を知ったからだとも思う。
成功も失敗もその人の性格や生きて来た歩みによるから
一言では言えない。
この時のフラッパーさんの言葉は辛いことがあった時に
いつも思い出していた。
この場所に出て、他のキッチンカーさんを見て、看板の置き方や作り方。
個性の出し方など一気に習得した。
この時仲良くなったトウキョウドゥの宮城さんに
「冬に石巻の米を使いたい」と色々相談して、試作まで作ったりした。
ランチは肉が強い事とかコストとか色々教えてくれて、お弁当は諦めた。
宮城さんはこの事も忘れているかもしれないけれど、
この相談のお陰で、諦めがついて違う商材を考える事になった。
それが私達には大成功のきっかけだった。
今もトウキョウドゥさんにはお世話になっていて、久しぶりに出店しても
家族みたいに接してくれるスタッフさんが大好きだ。