“強いチーム”の共通点とは一体何か?
こんにちは、HeaRの安部(@abe_motivator)と申します。
採用の過程でたくさんの候補者とお話する中で「HeaRさんは個が目立っていますよね」と、高確率で言われます。もちろんSNSにおける発信力は弊社の強みですし、事業にも採用にも、多大なるメリットをもたらしてくれたことは間違いありません。
実際に現在コンサル事業部で活躍中の高橋(@yu_nonjp)や三宅(@mai_hear)はTwitterきっかけの入社ですし、僕含めたそれ以外のメンバーも「Twitterで初めてHeaRを知った」という従業員が多々在籍します。
しかし、僕たちの強みは「個」ではなく「組織」だと思っていますし、今後目指している事業及び組織の理想状態を鑑みても「組織として強くなること」にもっとリソースと資金を投資していきたいと考えています。
弊社は複数事業を展開していますが、コンサル事業が一番世間に認知を取れています。コンサルティングと聞くと「担当するコンサルタント次第で質が変わる」や「属人化しやすい」というイメージを持たれると思いますし、他社に話を聞いても「誰が担当してくれるか次第で選ぶようにしている」という声を聞くことも少なくありません。
ただ、我々が目指すのは「誰が担当していても、同じ質でサービスを提供出来るチーム」ですし、特定の個人が目立つ組織ではなく、適材適所で全員の強みを活かせるチームを目指しています。理想が高い分、正直まだまだではありますが、全員が「チームとして」勝てるように、同じ方向を向いています(向く為に努力しています)
にも関わらず、世間のイメージと実際に自分たちが目指す姿にGAPがあるのは我々の発信が偏ってしまっているからだと反省しています。宣伝ではありますが、代表の大上が定期的に弊社の事業や組織についての情報をメルマガで配信しておりますので、ぜひ登録して見てください(GAPは減らせると思います)
今回は、世間の認識と実際のGAPを少しでも無くせたらいいなと思い、noteを書いています(正式にはGAPを無くしたい+こうなっていかなければならないという所信表明のようなnoteになります笑)
■強いチームの共通点
「強いチーム」と言われて、皆さんはどんなチームを思い浮かべるでしょうか?
・2000年代前半の銀河系軍団レアルマドリード
・N-BOXを駆使し、いまだに歴代最強と呼び声の高い2021年のジュビロ磐田
・「面白いけど優勝は出来ない」と言われていたポゼッションサッカーでW杯を優勝した2010年のスペイン代表
・激選屈指のプレミアリーグで無敗優勝を成し遂げた03-04シーズンのアーセナル
(ごめんなさい全部サッカーの話になってしまいました……)
上記はどれも歴史に名を残す強いチームだったことに、疑いの余地はありません。では「強いチームの共通点」は一体何なのか。上記のチームに共通していた要素は何か?を考えてみました。
もちろん僕は上記チームに所属していたわけではありませんので、答えは正直分かりません。しかし、僕の中の仮説として「ゴールが明確で、メンバーの足並みが揃っていること」が、共通点なのではないかと思っています。
■ゴールが明確であること
・国内リーグ制覇
・CL制覇
・W杯優勝
スポーツだとイメージしやすいと思いますが、ゴールが明確であればあるほど、理想と現実のGAPを可視化することが出来ますよね。そして、トレーニングの強度や会話の目的が明確になります(正解を導き出しやすい)
「この練習で本当に優勝できるのか?」
「優勝するためには、残りの時間でどのレベルにまで状態を引き上げないといけないのか」
良く使われる例えだと思いますが👇
①県大会ベスト8をゴールに設定している人
②県大会優勝をゴールに設定している人
③プロ選手になることをゴールに設定している人
④プロになるのは通過点で、W杯優勝をゴールに設定している人
上記①~④では、取り組むべきトレーニングの強度や求められる視座の高さは変わってきます。個人の目標はさておき、チームのゴールは明確でないと日々のトレーニングや会話に歪が起きやすくなり、日々違和感や不満を持ちながら生活することになりかねません。
現時点の個人スキルが高いか低いかなどは一切関係なく、チームとしてゴールが明確であればコミュニケーションの齟齬は生まれにくくなり、ヒトではなくコトに向き合える状態に近づきやすくなります。これはスポーツに限った話ではなく、仕事でも同じことが言えると思っています。
■メンバーの足並みが揃っていること
今回このnoteを書くにあたり、一番伝えたいのはこの部分だったので「足並みを揃える」について凄く調べました笑
念のため、言葉の意味を記載しておきます。
▼足並(あしな)みを揃(そろ)・える
① 複数の人が同じ歩調で歩く。
② 考えや行動を同じにする。
前者で説明した「ゴールが明確であること」も、こちらに内包される部分もあると思いますが、まず①「複数の人が同じ歩調で歩く」ためには、各人が持っている資産や情報をフラットにし、情報の濃淡を無くすことが求められます。そもそもそれが出来なければ、同じラインからスタートが出来ません。
そしてレイヤーや職種関係なくフィードバックが出来る関係性を作ること。フィードバックが出来なければ、誰かがモヤモヤを抱え、突っ走ったり置いてけぼりになります。
弊社が行うモヤモヤを潰す仕組みはこちら👆
また、同じ歩調(スピードや歩幅の大小)で進むには、そのスピードで歩き続けられる人材の採用や、既存従業員の育成が求められます。
そして次に②「考えや行動を同じにする」に関しては、足並みを揃える上でとても大事なことです。しかし、厳格なルールを作りすぎてしまうと、スピード感が遅くなり「歩調はあっているけど、成長確度が低い」組織になってしまいます。そうなると、クリエイティブな人材や非連続成長を求める人材は退屈してしまうんですよね(僕自身、組織作りにおいて失敗体験があります)
ただ、ルールが無ければ従業員の考えや行動が取っ散らかってしまい、同じ方向を向くことが出来ないというリスクも顕在化しますよね。
ではどうしたらいいか。あくまで今まで組織作りに携わってきた僕個人の仮説ですが「条件(絶対守ってほしい/超えたらいけないライン)を明示すること」が大切だと考えています。その条件さえ満たしていれば、あとはその個人の裁量に任せる。前者で説明したゴールが明確であれば、条件を明示するだけで、足並みは揃うと今までの組織作りで痛感しています。
※組織作りに携わる人であれば一度は参考にしたことのあるであろうネットフリックス社のカルチャーにおいても同様なことがかかれているので是非ご参考までに。
ゴールが明確になり、メンバーの足並みが揃うと「足りないピース」が判明します。そうしたら「どこ」を「誰が」補うのかをはっきりさせましょう。今いるメンバーで理想状態に近づけることが出来るのか、はたまた圧倒的に足りない/今いるメンバーでは補うことが出来ない部分はあるのか?
前者であれば組織開発や人員配置で解決できますし、後者であれば採用が不可欠になりますよね(スキルアド/カルチャーアドの観点)
アド採用についてはこちら👆
ちなみに弊社が採用で解決したい課題はこちら👆
■さいごに
今回は「強いチーム」をテーマに、強いチームの共通点や定義についてを述べました。しかし、僕が述べたものが全ての組織にとっての正解ではありませんし、きっと別の定義を定めたほうがうまくいくビジネスもあるかと思います。組織が100個あれば、100通りの正解があります。
個をフォーカスしていただく機会が多い弊社も、強いチームを目指して「ゴールを明確にし、メンバーの足並みを揃える」ために色々な取り組みをしています。本note内でもいくつか紹介していますが、下記の記事もご参照ください。
価値観を開示し、コミュニケーションの違和感を潰す施策はこちら👇
失敗を恐れない組織を目指すために行っている施策はこちら👇
もし、本noteを読んで「HeaRに興味がある」であったり、「チーム作りについてディスカッションしたい」と思ってくださる方がいれ、ぜひとも一度お話させてください。
ご連絡お待ちしております!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?