プロダンサー戦記 ~ジャパントロフィー~
皆さんこんにちは!
プロ社交ダンサーの阿部巧太(アベコウタ)です。
もうすっかり夏本番ですね!ひとたび外へ出れば燃え盛るような熱気に襲われます。
私の働くスタジオにいらっしゃるお客様も、来るだけでひと苦労といった感じが見受けられます。
そんな中でも足を運んでくださることには頭が下がる思いです。
さて、そんな暑い季節でもダンスの試合は行われています。
去る7/21(日)、私は「ジャパントロフィー」という試合に出場してまいりました。
名前からして規模が大きそうな大会ですが、その名の通り一応全日本クラスの大会です。以前出場した「C級戦」とは全然違いますね。
尚、C級戦に出場した時の記事はこちらです!👇
ぜひお読みください!
C級戦は私と同じC級の選手までしか出場しませんが、今回は上のクラスの選手もガンガン出てくる試合です。今の私にとってはチャレンジです。
一方で、今回のジャパントロフィーは出場者が例年よりかなり少なかった模様。
つまり、C級選手の私でも上のラウンドに行けるチャンスがあるということです。これはアツい!!
結果は……?
さて、気になる結果の方ですが、、、
今回は準々決勝まで進むことができました。
1次予選(オールUP)→2次予選→準々決勝→準決勝→決勝
という中の準々決勝です。
昨年同じ試合に出た時は1次予選で落ちてしまったので、そこからすると成長しているということですね。
試合中は良く踊れた感覚もあったので、そういう意味でも良かったです。
雑感
C級戦の時はある意味勝たなければいけない試合でしたので、かなりプレッシャーを感じていました。実は数日前から緊張していたんです(笑)
それもあってか、当日はかなり踊りが固くなってしまいました。何より、コンペを全くエンジョイできず、
「あまり良いパフォーマンスを披露できなかったな、、、」
という反省が残ってしまったのです。
それを踏まえて、今回は会場の雰囲気を楽しみ、観客に自分たちの踊りを届けるというマインドで臨むことにしました。
良いパフォーマンスをしたいからこそ純粋にエンジョイするということです。それに関しては100点満点中1000点だったと思います(笑)
、、、というのが楽観的に振り返った結果です。
悲観的に見れば、準決勝までは行きたかったところです。
先程の話と被りますが、今回はA、B級の選手が出てくる大会にも関わらず出場カップル数が少ない試合でした。
現在C級の私たちが比較的良い成績を収められるチャンスでもあったので、できればものにしたかったですね、、、
加えて、準々決勝には私と同じC級のカップルも上がっていました。
私の個人的な意識としては、同じクラスであれば他の選手よりも優れているべきだと思います。
そういう意味でも、準決勝に進出することで1ランク差を付けられればよかったな、という気持ちもあります。
現に今回の準決勝には、C級のカップルは進出していませんでした。
今後の課題
ジャパントロフィーを経て、今後どうするかという部分が肝心です。
現状では、以下のように考えています。
・踊りのクオリティは上がっているので、それをどうプレゼンするか研究する
・コレオグラフィーを一新して、より自分たちの強みが活かされるようにする
まず、今まで練習を重ねて踊りの内容自体は確実に良くなっているので、次に考えるべきはそれをどう表に出していくかです。
これからはより“外からどう見えるか”にこだわって練習していった方が良いでしょう。
どんなに内容の練られたスピーチも、肝心の喋りが嚙みまくりだったら台無しです。
同様に、ダンスもクオリティを上げたうえでそれを見る人にも分かりやすく伝えなければ意味がないのです。
私たちにはその力がもっと必要だと感じました。
それと並行して、競技用のルーティンを新しくしてより私たちカップルの良さが見えるようにする予定です。
振付を覚え直す必要はありますが、上手くやればダンスのプレゼンテーションという部分に大いにプラスになるでしょう。
前期の試合は今回のジャパントロフィーが最後でした。
以上の戦略をもとに、後期の試合に向けてしっかりと準備をしていきたいと思います。
今後の活動にもご注目ください!
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