あべちゃん

一応社会人。音に関わる仕事をしてます。見たものや聞いたものの感想など。

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感想とかnoteに書こうかな

大人になってから、なんだか忘れっぽくなったなあと思うことが増えてきた。 一昨日着てた服とか、切らした卵の買い出しの予定とかならまだしも、旅行した時に立ち寄ったお寺とか、わりと感動したはずの映画の内容とかまでポロポロと抜け落ちていくもんだから、困ったもんだ。(その癖に一度しか行ったことのない街のホットヨガの位置などどうでもいいことは覚えている。) そんな記憶力の脆さだけでもだいぶ考えものなのだが、加えて最近、日本語の会話すら覚束なくなってきた。言葉がこう、なんというか、えっと

    • 恐怖の扉と好奇心のカギ、とノスタルジー -『Outer Wilds』を遊んで

      世界が破滅するような状況になっても22分前に戻れるのだとしたら、自分は何をするだろうか。 『Outer Wilds』は22分後に超新星爆発によって滅びてしまう星系に住まう主人公が、この22分間をループできる能力を手に入れたことをきっかけに、この星系に隠された謎を解き明かしていくことになるという、オープンワールドのゲームである。 様々な謎を解き明かしていくというゲームの都合上、ネタバレがゲームの体験の質に直結してしまう。できる限り物語の核心に近い部分に関する言及は避けるつも

      • 『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』を読んで

        感想文は本を読んで書くものだけれども、まさにこの感想文は『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』を「読んで」書かれたものだ。 本書は「書くこと」が始められない、続かない、終わらない、という人たちに向けて、四人の異なる経歴を持つ「執筆者」が、お互いの試行錯誤や実践を話し合う、という内容になっている。 全体は第一章が座談会、そして第二章はその座談会を経た各執筆者の「実践」、そしてさらにそれを踏まえた上での座談会という三章で構成されており、書くための方法論のみならず、

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