街にあふれるABC︕ ~駅周辺施設編~
皆さんがよく利用する施設にはどのような仕上げ材が使われていますか?
もしかすると、通学やお出かけの時に利用する建物の床・天井・カウンターはエービーシー商会の商品かもしれません。
そこで今回は東京と大阪からひとつずつ、駅周辺の施工事例をご紹介します。
ぜひ冬休みの帰省や旅行の際にご覧ください!
既存床をはがさず工期短縮を実現!~渋谷地下街~
1957年にJR渋谷駅の地下に開業した地下街、略称「しぶちか」。
2021年にリニューアルオープンしたしぶちかの床には、エービーシー商会のゴムタイル「ノラメント」が採用されました。
ノラメントは、多くの人やモノが行き交う場所にも耐える強さと、快適な歩行感が魅力の仕上げ材です。そのすぐれた機能はもちろん、既存のテラゾータイルをはがさずに改修する‘’工期短縮‘’が実現できたことも採用理由のひとつです。
タイル床を改修する場合、既存タイルの上に直接新しい仕上げ材を施工してしまうと、目地の段差によって仕上げ材に不具合が生じる可能性があります。そのため、一般的には仕上げ材を施工する前に、既存タイルをはがして下地を平滑にする必要があります。
そこで、しぶちかでは速硬性の高い樹脂系塗り床材「ケミクリートMS・L」を既存床の上から塗って目地の段差をなくす工法が採用されました。既存の床をはがすことなくノラメントを重ねて貼ることができたため、終電から始発の短い時間での改修工事が可能になりました。
「しぶちか」はノラメントの他に天井仕上げ材も採用されました!
▼オフィシャルサイトでは設計ご担当者のインタビュー記事を公開中です。
街行く人の足元を照らすベンチ~大阪駅南口 スカイウォーク~
大阪駅南口にある、駅と百貨店を繋ぐ歩道橋「スカイウォーク」には、アクリル系人工大理石「コーリアン®」でつくられたベンチが設置されています。
カラーバリエーションが豊富で加工もしやすいことから、洗面カウンターやテーブル、店舗の什器などさまざまなものに使われているコーリアン®。それだけでなく、太陽光や紫外線にも耐えうるため、屋外のベンチにも最適なんです※。
※屋外の使用環境によっては退色することがあります。退色の度合いは色によって異なります。
またコーリアン®には光を透す色柄もあります。
スカイウォークのベンチはLEDが内蔵されており、ベンチそのものが光る仕様になっています。そのため、足を休めるためだけではなく、夜は照明の役割も果たして街行く人の足元を優しく照らします。
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