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音響屋さんのお仕事ツール
音響屋、一般的に言うとPAやSRと呼ばれる仕事です。仕事の内容は様々で、学校祭やお祭りといったイベント音響や企業等の式典や会議などのコンベンション音響、音楽ライブやコンサートツアーなどを行うライブ音響(人によって色々と呼び方は異なりますが)といった多岐にわたるジャンルで音響の仕事をしている業種になります。
その中でも今回は音響屋さんが使用しているツールをご紹介しようと思います。
音源の再生
音響の仕事でよくあるのが音源の再生、いわゆるカラオケや音楽を流す事だ。
イベントだとダンスやカラオケ大会、コンベンション系だと式典用の登壇音や表彰音など沢山の音源を流すことが多い。
また、コンサートなどのライブなどの場合も場面においてはPAから音を流すことが多くあります。
最近だと使える音楽が多様化してきている点と数の豊富さから今まで使用していたMDやCD(MDについてはすでに発売を終えている。)などでは何枚も持ち歩かなければいけなく、また編集なども容易にはできない点から最近ではパソコンで音を出すことが主流となっている。
使用しているPC・ソフトウェア
使用しているPCはこの業界はMACがほとんどだ。
それはなぜかと言うと、単純に使い勝手が良いからだろう。筆者も使用しているのはMACだ。オーディオ関係に特に強く、インターフェースの認識だったりMIDI関係の接続だったりがかなり容易&直感的に行えるからストレスを感じることなく使用ができるからだろう。
ウィンドウズも最近の機種であれば悪くないがウィンドウズはどちらかと言えばザ・ビジネス!と言う感じなのでエンタメ業界では使用することが少ないのかなと(あくまで個人的主観です笑)
さて、PCを使用する上で必要なものがアプリケーションだ。
実は音源を再生する専用のアプリケーションがいくつか存在する。
各DAWソフト、itunes等があるがそれ以外にプロが使用しているソフトがQLabだ。(写真はMAC BOOK PROで使用しているQLab画面)
実はこのソフトを使用しているエンジニアが数多くいる。その理由としてはほとんどの機能が使用できるのに無料だと言うところだろう。(有料版ではさらに色々と便利な機能が満載)
無料なのに安定性も高く、また動作が軽い!文句なしのアプリケーションです。さらに簡単な編集(スタートやENDの位置を自由に変えたり、有料版などではEQやエフェクトをかけれたりとこれ一つあればなんでもできてしまう)ができます。ミキサーの横にPCさえ置いてしまえばあとはキーボードを叩くだけ。CDなどの音源入れ替えなど行うこともしなくてもかなりスマートな作業ができます。音源再生にお困りの方がいましたら是非使用してみてはいかがでしょうか?