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My Story 6.高校時代(1) ~初めて弾いたエレキベース~

こんばんは!
阿部拓哉です。

久々の投稿となりました。
ようやく高校時代の話に進みます(笑)。

高校でもバスケを続けようかと考えていたのですが、バスケ部の練習を見学して、このレベルの高さにはついていけないと感じ、白紙状態に。

さて、部活はどうしようかな…

まさかの文化部(音楽系)に!?

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と迷っていたところ、入学してすぐに仲良くなったクラスの同級生2人から声をかけられました。

1人は『よう!一緒にバンドやろうな!』
もう1人は『阿部ちゃん、一緒に合唱やろうよ!』

これがきっかけで、私は高校では軽音楽部と合唱部に入ることになったのです。
(※ "文武両道" の都立国立高校では、複数の部活を掛け持ちする人も多いです。)

今回は、軽音楽部の思い出を書きます。

あれはギターじゃなくてベースだよ

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軽音楽部に誘ってくれた友達は、小さい頃からギターを弾いていて、めちゃくちゃ上手いということがわかりました。
じゃあ、私は何の楽器をやればいいんだろう?

友達と一緒に軽音楽部のイベントを見に行って、1つ上の先輩が弾いていたギターのような楽器が気になって質問しました。

『あれはギターじゃなくてベースって言うんだよ。弦が4本でしょ。』

初心者なら誰もがぶつかるギターとベースの違いあるある(笑)。
こうして、バンドではベースを担当することになりました。

きっかけは結局、中学でバスケ部に入ったときや合唱コンの指揮者に立候補したときと同じで、
・仲の良い友達に誘われたから
・なんとなく

です。

いざ始めたら、のめり込む

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※画像出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00CQJY2YI

いざエレキベースの練習を始めてみたら、これが結構面白い!

帰宅したら夢中になってベースを弾いていましたし、電車に乗ったらドアのそばに立ち、手すりを使って左手の運指を練習してました(←手汗が…笑)。

軽音楽部の友達と一緒に楽器屋に行っては、いろんなベースやバンドスコア(楽譜)を何時間でも見ていられました。
お互いに好きな曲のMD(←懐かしい!)を貸し借りしたのも楽しかったですね。

中学の合唱コンの指揮者と一緒で、エレキベースも未経験だったけど、いざ始めてみたら楽しくなってのめり込んだというパターンです。

ちなみに下記は、私が軽音楽部でベースを弾いて楽しかった主な曲です。
私が組んでいたバンドでは、Jpopを中心にコピーしていました。
メロディアスなベースラインや、疾走感のある曲が好きです。

(※下記、YouTubeに飛びます)
チェリー/スピッツ
everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-/Mr.Children
小さな恋のうた/MONGOL800
Californication/Red Hot Chili Peppers
春を愛する人/GLAY
グラフティー/GOING UNDER GROUND
電波塔/ASIAN KUNG-FU GENERATION

上に貼ったベースの写真は、私が使っていたフェンダージャパンのジャズベースと同じ物です(ごく普通の初心者向けモデル)。
レイクプラシッドブルー(ボディの色)がカッコよくて、当時はケータイの待ち受けにもしていました。

余談ですが、高校時代は私の持ち物はなぜかすべて青い色でした(無意識のうちにそうなってました)。

好きなことへの努力は怠らない

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こうして楽しくベースを弾いていたら、2年生になるとき、新入生の歓迎イベントで演奏をするバンドのベーシストに選抜されました。
私よりベースが上手い友達は他にもたくさんいたのに、多くの友達が私を推薦したのです。

推薦された理由は正直うろ覚えなのですが、当時を振り返って思うのは次の2つです。

(1)バンドにおけるベースの役割を理解していて、それが私の性格に合っていたこと
ボーカルやギターを引き立てるプレイに徹していましたが、それが純粋に楽しいと感じていましたし、周りの友達からベーシストに相応しいと思われたのかもしれません。

もちろんベースが主役になるような曲だって多数あります。
逆に自己主張が苦手な私は、ベースソロはよくミスっていました(笑)。

(2)入部時に書いた自己アピール「好きなことへの努力は怠りません!」という姿勢が伝わったこと
1つ上の先輩から、
『アベタクが "好きなことへの努力は怠らない" って言ってたの、本当にそうなんだなと思う!』
と言ってもらったことがあります。

ああ、確か軽音楽部に入るときに、部員紹介の冊子に載せるプロフィールに、そんなことを書いたような。
中学の合唱コンで指揮者になったときの、面白くなるとのめり込むように努力できるあの感覚が、ベースを弾くときにも生まれていたのです。

次回の記事でも書きますが、合唱の経験と併せて、ベーシスト的なマインドが私の中に染み着いていったのが、高校の頃だったのかなと思います。

おわりに

軽音楽部でベーシストとして楽しく成長できたのは、

・バンドで演奏する(各々が異なる役割を担いながら、ひとつの曲をつくる)ことが、中学のバスケで感じたチームスポーツの楽しさに似ていたから

・ベースという楽器を初めて知ったけど、役割的に自分に合っていると感じて好きになり、努力することが楽しかったから

だと思っています。

楽器ひとつひとつに役割、いわば特色があり、各々の得意なところを生かしてつくりあげるバンドサウンドって、カッコいいなぁって思ったわけです。

まぁ、バンドに限らず、バスケだったり、あらゆる物事がそうかもしれませんが。

今回は以上です!

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