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【初心者向け】22卒就活生に一番人気だった?IT業界を6分野に分けて徹底解説!
「なんとなく興味があるけど、IT業界ってよく分からないな」
「IT業界に就職するためには、プログラミングは必須なの?」
と考えている方はいませんか?
スタートアップを始め、国内のIT業界の企業数はどんどんと増えています。
また、
・AI
・IoT
・ブロックチェーン
・5G
など、IT業界の技術発展スピードは凄まじく、また今後も伸び続けるだろうと言われています。
このような影響もあり、IT業界は就活生に大人気の業界なのです。
しかし、ここで“なんとなく”IT業界に就職したい人は要注意です。
なぜなら、IT業界の中にもいくつかの分野があり、もしあまり考えずに就職をすると、
▶自分が想像している業務と違った
▶早く転職をしたい
と、ミスマッチが起こるかもしれません。
そこで、今回の記事では、IT業界を6つの分野に分けて紹介し、それぞれの
✓主な業務内容
✓主な職種
✓向いている人
を紹介していきたいと思います!
では、内容へ。
1. そもそもITとは
そもそもIT業界の“IT”とはどのような意味なのでしょうか?
▶ITとは
“Information Technology (情報技術)”
簡単に解説すると、ITとは昔手作業でやっていたことをコンピュータやネットワークに変えていく技術のことです。
例えば、今までは手書きだった顧客名簿を、スプレッドシートに移し、クラウド上で管理することで作業効率は大幅上がりますよね。
このような過程で使われる技術こそが、IT(Information Technology)なのです。
2. IT業界の将来性
先に結論から紹介すると、世界的に見ても、国内だけで見ても、IT業界の将来性はかなり有望だと考えられています。
世界時価総額ランキング上位5位を見てみると、
1位 アップル
2位 マイクロソフト
3位 アマゾン・ドット・コム
4位 アリババ・グループ
5位 フェイスブック
なんと上位5位全てがIT業界の企業なのです。
ここから、世界的に見るとIT業界にはたくさんのお金が集まっていることが分かりますね。
また、経済産業省によると、今後国内のIT人材(ITを利用 or 活用できる人材)の需要がどんどん伸びていくだろうと予測されています。
2018年:109万人
2020年:129万人
2030年:164万人
(経済産業省 「IT分野について」より)
ここから“IT人材が増え続けていく→IT業界はどんどんと発展していく“ということが予測できますね。
上記の画像は22卒の就活志望業界ランキングTop10の結果です。
赤文字で記してある業界は、IT業界を指しています。
ここから分かるように、22卒の人気業界トップ1, 2はIT業界となっています。
つまり、IT業界とは、就活生にとって最も人気がある業界なのです。
3. IT業界の6つの分野とその特徴
先ほども紹介したように、IT業界はとても人気な業界です。
それが故に、近年「なんとなくIT業界に行きたい」と考えている学生が増えているように思えます。
本章では、このようなIT業界初心者の方に向けて、IT業界を6つの分野に分けて、
✓主な業務内容
✓主な職種
✓向いている人
などを紹介していきます。
✅IT業界の6つの分野
①アプリ開発
②Web
③ハードウェア
④ソフトウェア
⑤Sler・システム開発
⑥通信
①アプリ開発
【主な業務内容】
アプリ業界の企業は、主に
・一般消費者向け( to C )にアプリを開発し、そこから売り上げを立ててる
・クライアント( to B )の要望に応じてアプリ開発を行う
の2種類に分けられます。
特にto C 向けのアプリ業界の企業は、最先端の技術を取り入れながら、自社アプリを改善し続けているため、エンジニアのレベルが高いという特徴があります。
アプリ業界の有名企業としては、
✓LINE
✓サイバーエージェント
✓メルカリ
✓ヤフー
などのメガベンチャー系企業が挙げられます。
【特徴】
・to B と to C の2種類がある
・to C 向け企業では最先端の技術を用いている
・エンジニアのレベルが高い
【主な職種】
①エンジニア職
プログラミング技術を用いてアプリ開発をする
②ビジネス職
アプリの企画、市場調査、マーケティング、営業を行う
【向いている人】
・最先端の技術に触れたい
・スマホアプリが好き
・アプリが開発ができるエンジニアになりたい
②Web
【主な業務内容】
Web業界では、主に企業の
・ホームページ作成
・ECサイトの開発
などを行うクライアント( to B )に向けてビジネスとしている企業と、自社メディアを開発・運営している一般消費者( to C )向けにビジネスをしている2種類があります。
to B 向けの企業では、クライアントワークが中心となっており、納期が決まっているため、
・納期に迫られる
・残業がある
という特徴があります。
Web業界の有名企業としては、
✓LIG
✓チームラボ
✓カヤック
✓グッドパッチ
などが挙げられます。
【特徴】
・クライアントワーク or 自社メディアの開発・運営
・Webサイト、ECを開発
・to B 向けは納期がある
【主な職種】
①Webディレクター
Web制作のプロジェクト進行を行う
②Webデザイナー
ホームページ、ECのデザインの作る
③Webエンジニア
プログラミング言語を使ってコーディングを行う
【向いている人】
・Webサイト作成に興味がある
・Webサイトを運営したい
・Web系のフリーランスで独立したい
③ハードウェア
【主な業務内容】
ハードウェア業界では、あなたが使っているスマートフォンやPCなどのハードウェアを作っています。
クライアントの要望に応じてハードウェアを作ることもあれば、一般消費者向けに作ることもあるので、
・to B
・to C
のどちらのビジネスも兼ね備えています。
ハードウェア業界の有名企業としては、
✓Apple
✓Sonny
✓日立
✓パナソニック
などの大企業が挙げられます。
【特徴】
・to B と to Cの両方のビジネスモデル
・大手企業が独占
・新規参入が難しい
【主な職種】
①エンジニア職
ハードウェアの開発やシステムの組み込み作業を行う
②営業職
作ったハードウェアを売る、もしくは販売戦略を考える
【向いている人】
・モノ作りが好き
・長期的に企業に勤めたい
・安定した大企業に行きたい
④ソフトウェア
【主な業務内容】
ソフトウェア業界では、Windows・MacOSのようなOSを開発したり、アプリケーションソフトの開発を行っています。
アプリケーションソフトとは、AdobeのPhotoshopやIllustratorなどのハードフェアの中に内蔵しているソフトウェアのことです。
ハードフェア業界と同じく、ソフトウェア業界はクライアントのニーズに応じて作ることもあれば、一般消費者向けに作る場合もあるので、
・to B
・to C
のどちらのビジネスも兼ね備えています。
ソフトウェア業界の有名企業としては、
✓サイボウズ
✓日本オラクル
✓Microsoft
✓オービック
などが挙げられます。
【特徴】
・to B と to Cの両方のビジネスモデル
・新規参入がしやすい
・開発、営業が主な仕事
【主な職種】
①エンジニア職
ソフトウェアの開発やシステムの組み込み作業を行う
②営業職
作ったソフトウェアを売る、もしくは販売戦略を考える
【向いている人】
・ビジネス課題をITで解決したい
・モノ作りが好き
・長期的に企業に勤めたい
⑤Sler・システム開発
【主な業務内容】
Sler・システム開発業界では、クライアントに対してシステム開発するto Bのビジネスを行っています。
※Sler(エスアイヤー)とは
System Integration(システム統合)
システムの開発や運用などを請け負う事業またはサービスの総称
例えば、
・金融システム
・運輸システム
・業務システム
などの企業が使うシステムを作り、クライアントに納品します。
Sler・システム開発業界の有名企業としては、
✓NTTデータ
✓日立製作所
✓伊藤忠テクノソリューションズ
✓SCSK
などが挙げられます。
【特徴】
・to B ビジネスモデル
・企業問題をシステムで解決
・システムに関する全般を行う
【主な職種】
①エンジニア職
プログラミングによってシステムを開発する
②ビジネス職
顧客に要望を聞いたり、システムの基本設計を作る
【向いている人】
・大規模システムの構築に携わりたい
・エンジニアとしてスキルアップしたい
⑥通信
【主な業務内容】
通信開発業界では、通信技術を扱う業界です。
例えば、
・電話
・光ファイバー
・WiFi
・無線
などの通信インフラを作ったり、管理をしています。
通信業界はクライアントワークもあれば、個人が使うような電話線・WiFiの管理もあるため、
・to B
・to C
のどちらのビジネスも兼ね備えています。
通信業界の有名企業としては、
✓Softbank
✓NTTドコモ
✓KDDI
などが挙げられます。
【特徴】
・to B と to C の両方のビジネスモデル
・IT業界の土台となる
・大手の独占市場
【主な職種】
①エンジニア職
ネットワークを構築する
②ビジネス職
新規顧客開拓やカスタマーサポートを行う
【向いている人】
・人を裏で支えるのが好き
・世の中のインフラに携わりたい
・責任感が強い人
4. まとめ
✅IT業界の6つの分野
①アプリ開発
②Web
③ハードウェア
④ソフトウェア
⑤Sler・システム開発
⑥通信
以上がIT業界の6つの分野となります!
ご紹介してきたように、一括りにIT業界と言っても、それぞれの分野で
・業務内容
・“to B“ or “to C”
・向いている人
などが異なります。
そのため、もしIT業界を志望しているのであれば、
・どんな業務をしたいか
・社会にどのように貢献したいか
などをしっかりと考えることが大切となっています!
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今回の記事は以上で終わります!
では、また次回の記事でお会いしましょう(^^)
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