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アーカイブ配信で『満月を待って』を見て、ド素人が感想言います。

ホント今更感しかないんですけど、1年前に見た演劇の感想ですいません。

なんで慌てて今アップするかというと、この作品を作られた嶋尾明奈さんが、今年も更なるご活躍で、クラウドファンディングに挑戦されているのと、次の公演が迫っているのを少しでもご紹介したくて!

クラファンの締め切りは8月22日。
そして23日からいよいよ公演が始まります。後日配信でも見れます。
私も微力ながら支援させていただきました
フレー *\(^O^)/* フレー


さて、ではタイトルにあります「満月を待って」の続き…。

2022年に瀬戸内を物語の舞台とした作品を作られた、嶋尾明奈さんと小倉あんこさん。
(↓感想はコチラ)

2023年の夏、香川で演劇を広めていきたいというお二人が、香川での公演を現実のものにされました!
フライヤー見るだけでもエモイ海岸。行きたかった!行って拝見したかった!
配信用映像を残してくださって感謝しかありません(;v;



◆想像をかきたてる演出◆

バイオリンの演奏から始まり、海の映像、バスの映像と重なって、会場の中2階からの階段を下りてくる。バスを降りた…目的地の海に着いたのだと分かる。
嶋尾さん演ずる女性の目線で、水平線が分かる。
一瞬にして目の前にその光景が現れてくる。

後半の方、ヴァイオリンの音でちょっと台詞が聞き取りにくかったのだけど、生演奏ってやっぱりいいなと思う。
作品によってはデジタル音源の方が合うけど、会場の木造の雰囲気と、作品の性質からも、生演奏はより効果的だったと思う。

便利な言葉だから使っちゃうけど、“エモイ”です。


◆同じ悩みを思い出した◆

女性が一人で誰もいないような海へやってくる。
それはもうあれでしょう?なんかあったでしょう?モヤモヤっとしたものがさぁ。

子育て、仕事、演劇…全部全力でやりたい!だけど本当にこれでいいの?子ども達のことを考えてしまう。
まさに演じている嶋尾さんそのもののよう。

それを励ます言葉は
「楽しい親のそばにいる子どもの方が幸せ」
親が子どもに楽しく過ごして欲しいと思うように、子どもも親にそう思っている。

30代~40代の頃、自分もそうであったと思い出す。
寝食忘れるほどに全力疾走で生きていたけど、シンドイことばっかりだったような気もする。
子どもが高等部の時の保護者仲間に、同様のことを言われたことがある。言われたということは、私は“楽しんでいる親”とは感じれなかったのだろう。
子どもから見たあの頃の私はどうだったろうか…

作品の中で、海を去って行く表情は、最初にそこを訪れた時とは変わっている。
不安そうな、疲れたような、今にも泣き出しそうな、そんな立ち姿だったけど、
最後は晴れやかでありつつ、ちょっとまだ思うところもありつつ、一歩ずつ踏みしめる感もあった。


◆突然のブギの女王◆

海にたどり着く女性を出迎えたのは、あんこさん演ずる、なんと笠置シヅ子!香川県出身のブギの女王!
私が子どもの頃(1970年台)には、TVから「東京ブギウギ」が流れてくることもあったなぁ。

1985年にすでに亡くなっている彼女が、40年後の香川の海で歌って踊るわけwww
あんこさんと嶋尾さんの踊り見れるの、個人的にはレア度高かった!
レトロファッションもお似合い♪

まさに、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」が始まる直前だったので、タイミング的にも良かったかもしれない。
私は朝ドラは見なかったけれど、それでも笠置シヅ子に興味が沸いたくらいだった。

◆映像ならではの特典◆

エンドロールは会場設営の早回し、スタッフ集合写真、嶋尾さんあんこさんそれぞれのバス停での写真というオマケショット付き。
(※バス停については後程)

そして、始まる前も前説する嶋尾さんや、すでに寝転んでスタンバってるあんこさん(笑)も見れたりした。


◆フライヤーのバス停◆

今回note記事のタイトル画像を作るにあたって、海沿いのバス停の画像を沢山探した。
いくら探してもフリー素材に同じバス停はなく、かといって他の場所ではやはり海の雰囲気が違って、しっくりこない。

どこなんだろう。
香川県だろうな。
会場の古木里庫さんの近くかな。

香川、海 で検索。
SNSで話題の父母ヶ浜、ウユニ塩湖みたいらしいよ。へー。

そこで私はGoogleマップを使ったよねぇ。

古木里庫さんの近くに浜があるね。
あ…父母ヶ浜…

あ…フライヤーのバス停…あった。見つけました。
自分でもちょっと怖いわwww

◆基本情報◆

小倉あんこ×嶋尾明奈 オグシマ企画
『満月を待って』
作 :井上志保
演出:嶋尾明奈

会場:古材と薪ストーブのお店 古木里庫
料金:一般1,000円/高校生500円/小中学生300円/配信500円

日程:2023年7月28~30日(全4回)
   ※28日は公開リハ&招待&配信用撮影
上演時間:アフタートーク含め約60分

照明・音響:山内貴志
映像オペ:青木若菜
映像撮影:鉢峯輝敏
記録者写真:矢野直美
制作:武村彰大、横山桂子、岩佐玲子
映像編集:嶋尾明奈

協力:まなべななこ、廣瀬修平、劇団はぢめました。、加藤こずえ、有限会社零夢
後援:OENBUTAI、FM香川、CMSケーブルメディア四国、KBN株式会社、TSCテレビせとうち、三豊市、三豊市教育委員会

主催:オグシマ企画


協力:まなべななこ、廣瀬修平、劇団はぢめました。、加藤こずえ、有限会社零夢
後援:OENBUTAI、FM香川、CMSケーブルメディア四国、KBN株式会社、TSCテレビせとうち、三豊市、三豊市教育委員会

◆My観劇データ◆

<視聴日> 2023年8月30日(視聴期間8/20~)
<視聴方法>公開ゲネ撮影 限定URL(約30分)
<視聴料金>500円


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