クラファンリターンの配信で『ツカキン!!2024』を見て、ド素人が感想言います。
前回も慌てて慌てて書いたけど、今回も慌てて書いてる。
タイトル画像に夏って入れちゃったけど、雰囲気で入れちゃったよ。
(作中内のちょうさ祭りは秋開催のもよう…(;´Д`)すいません)
↑こちらにも書いたのだが、私の推し女優:嶋尾明奈さんがこの夏挑戦されたクラウドファンディング。
そのリターンの1つとして公演映像があった。
横浜在住なので、香川県まで観に行くことはなかなか難しく、配信で見れるのは本当にありがたい!
体調がイマイチでその配信ですらなかなか見れず、期限間際になってやっと見ることができた。遅くなってごめんなさい💦
では、簡単ではありますが、感想を…
◆地方から世界を目指す!◆
香川県出身で現在は東京で活動され、志を同じくされた二人の俳優さん。
嶋尾明奈さん、廣田琴美さん。
先祖代々数百年ハマッコ(横浜生まれ横浜育ち)の私としては、この故郷への強い思いだけで、胸が熱くなるんだよね。ちょっと羨ましい。
まずは地方でも多くの人が演劇に触れる機会を増やし、活発化させて、市民みんなで盛り上げていく。今何かと話題になっている、いわゆる地方創生じゃないですか!
ワークショップをし、オーディションをし、1つの作品を作っていく。そうやって集まることで、居場所たまり場作りにもなる。
ちなみにオーディションで集まったメンバーは、現役役者さんから、なんと初めての方まで!
経験もスキルも差があるメンバーだけど、とても楽しそうだったのが印象的。とりわけ初心者は、人前に立つだけでも相当なプレッシャーだと思う。本当によく頑張られた!
アヴィニョン演劇祭というものを恥ずかしながら存じ上げないのだが、おそらく目標はとても高そう。私がまだ長距離旅行できそうな年齢までにはお願いしたい(笑)!見に行きたい!
今回の公演は第1歩。毎年少しずつ出演する方・団体を増やしていくそう。来年も楽しみができたな~。
地元のTVや新聞、市役所サイト、ネットでも多数取り上げられていた。
◆連続する別々の物語◆
クラファンリターン品の上演台本を読めばすぐに分かったことなのだが、視聴して気づいた。2本立て!
いや、フライヤーにも書いてあるじゃん(;´Д`) すいません。
しんみりする1話目と、コメディの2話目。
初めて観る演劇は、ストーリーは頭に入れずにまっさらの状態で観たい!(だって演劇は生ものだから!)という気持ちがありまして、今回もそうした結果です。
お祭りって、最中の楽しさと、終わった後の淋しさがあると思うのだけど、面白いことに、
・祭り開催中のしんみりするお話
・祭り終了後の笑えるお話
という、逆転の組み合わせだった。
「灯りがともる頃」
20年ぶりに故郷に帰ってきたゲイダンサーと、友人達、その家族が、祭りの日にそれぞれの生き方と向き合うお話。
お祭りの喧騒の中で感じる楽しさと淋しさ。
故郷に戻りたい、家族に会いたい、家族に迷惑をかけたくない、本当の自分として帰りたい…
そこにそっと寄り添う友人の母親(痴呆症)。
うわー、切ない!優しい!こんなの泣くでしょ(TДT
またこのゲイダンサー役の俳優さんが上手いんだわ。
1話目から2話目への移行
バスが入ってくるというシーンを利用して、出演者にはけてもらいながら、バスの中(椅子)をセットするのが、スムーズな流れだった。
暗転や休憩などで途切れなかったことは、登場人物が違う全く別の物語でありながら、祭りの最中と終わった後という連続性をもたせるために、とても効果的だったように感じた。
「まつりのあと」
祭りが終わり、香川から大阪へ行く高速バスで起きるドタバタ劇。
乗車予定のお客がなかなか揃わず、とにかく発車しないバス(笑)。
しかもやって来ない最期の1人は、運転手の個人的なとある理由で待ち続けることに。
幸せでコミカルなまさかのオチ付き。
「子育てもお祭りみたい」に激しく同意。シンドイこともあったけど楽しかった!そして過ぎてみたら淋しい!お母さん淋しいです!分かります!(笑)
◆その他のアレコレ◆
前回の香川公演に続き、今回もヴァイオリンの生演奏がエモかった。
海外旅行客が着てそうなTシャツ(笑)
床に貼ってあるテープの線が、神社の境内と階段、高速バス車内と昇降階段を表しているのかな?
お客さんを巻き込んでのコール&レスポンス(※後述)
そして今回1番お気に入りの台詞は!
ドゥルルルルルルルルルルルルルル ジャンッ!
「純烈~💛」
です。
◆地域特有の行事や言葉◆
横浜の人間には分からない事ばかり。ありがとうWEB検索(笑)。間違いがあったら教えてください。
公演場所は香川県の「観音寺市」。
観音寺市…どこ?ってなる(^▽^;) 初めて知ったよ、ごめんなさい。
香川の最も西の端。
作品中のお祭りは「ちょうさ祭り」。
ちょうさ…何?ってなる(^▽^;) これも初めて知った、ごめんなさい。
担いでるのを見ると巨大なお神輿?中に太鼓を積んでるらしいので山車?
西日本で広く見られるもよう。
さぬき豊浜ちょうさ祭 ←こちらに詳細あり。
前述したお客さんとのコール&レスポンス。掛け声は「ちょーーーさーじゃ!」。
ちょーさじゃ…どういう意味?(^▽^;) と思って見てたけど、ちょうさだよ!ちょうさが来たよ!ちょうさが通るよ!みたいな感じだろうか。
そして何よりまず!この公演「ツカキン」。
ツカキン…全く想像もつかなかった(^▽^;) そりゃそうだ香川の言葉!
“来てみてツカ 演んじょるキン”
「ツカ」は、~してください
「キン」は、理由や原因を表す
関東の言葉で言うなら、来てちょ 演るから~…くらいな感じなのかな。
◆クラファンリターン詳細◆
私の応援金額【1万円】の内容は以下。
ツカキン2024 オリジナル手ぬぐい(かまわぬ)
HPと会場内に名前を掲示
嶋尾さん、廣田さんからの御礼メッセージ動画
オンラインによる公演映像の視聴
稽古場‟裏″日誌
サイン入り台本
◆基本情報◆
たのしいくわだて香川公演実行委員会
『ツカキン!!2024 来てみてツカ 演んじょるキン』
脚本:井上志保
演出:嶋尾明奈
出演:嶋尾明奈、廣田琴美、川上結鶴、清田亜澄、中川有紀子、藤本恵美、ちぃ、吉田和代、森脇健一郎
ヴァイオリン演奏:南口恵里
日程・会場:
2024年8月24日 かまぼこ音楽堂
2024年8月25日 古材と薪ストーブのお店 古木里庫
(最終公演:配信用撮影あり)
料金:大人1,500円/高校生800円/小中学生500円
(配信はクラウドファンディングのリターン)
香川SPスタッフ:伊賀景子、大西恵美子、原加代子、山地佳子
演出補佐:廣田琴美、川上結鶴
配信用撮影&編集:鉢峯輝敏
フライヤーデザイン:サ々キDUB平、廣田琴美
WS募集フライヤー・当日パンフデザイン:廣田琴美
クラウドファンディングスチール:小石謙太
クラウドファンディングスチールヘアメイク:八鍬麻紀
制作:コスゲ、原加代子
協力:イズム
協賛:四国学院大学
後援:三豊市、観音寺市、KBN株式会社、CMSケーブルメディア四国、FM香川
special thanks:インタビューにお応えくださった皆様、㈱山地蒲鉾、㈱菅組、柞田公民館、観音寺市コミュニティセンター、一心寺
◆My観劇データ◆
<視聴日> 2024年12月20日(視聴期間10/4~12/31)
<視聴方法>限定URL(約68分)
<視聴料金>クラファン応援
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