田舎暮らしのメリット・デメリット

私は、約2年ほど前に生まれ故郷にUターンした。
10云年ぶりに実家暮らしをしている。(母と2人暮らし)

Uターンする前から覚悟はある程度していたが、その上をいく試練がいくつもやってきた。それは、私が地元を元々好きではないというのが少なからず関係している気がするのと、田舎独特の閉鎖的な県民性が影響していると思われる。

とはいえ、Uターン直後は文句ばかりを口にしていた私なのだが、3年目になると少しは慣れてくるもので、良いところも少しは見つけられるようになってきた。
住めば都といったところか・・・ いや、決して都ではない。住んだとて田舎は田舎に違いないのだが、差し置きメリット・デメリットについてみていこうと思う。※デメリット部分についてはパーソナルなネガティブ要素(加齢によるもの)等を含むので純粋に皆に当てはまるものではないということを注釈に加えておく。

デメリットからの方が書きやすいので、まずデメリットから

1. 排他的でかつ閉鎖的  

新しいことをある程度の規模でやろうとするとまず反対意見から始まる。あー、この人たちは今までを変えられることが嫌なのだろうなと想像してしまう。もしくは、変化することに慣れていないのか。

2. 新たに人間関係を構築するのが難しい

1に付随することとも言えるが、なんか集まりに参加してもまず声をかけてもらえる機会がない、もしくは少ない。ゆえに、1から人間関係を構築せねばならない状況に身を置くとしたら、これは結構大変だと思う。

3. いい病院がない。少ない。

加齢とともに病院の世話になることも増えてくるかと思う。が、信頼の置ける病院というのを今だに見つけられていない。これは病院嫌いの私の性格も手伝っているが・・・

4. 仕事がない

正確に言うと求人数自体はかなりある。しかしながら、人間が人間らしい生活を送れる条件が揃った求人は少ない。県は、田舎で子育てする環境が素晴らしいとか謳っているが、食えなければ意味がない。そして、子どものいない中年層は見放されているとさえ感じられる。

とまあ、ネガティブなことを書きまくってきたが、それだけだと故郷に対して申し訳ない気がするのと、その故郷を好きで暮らしている人もいるので、次にメリットについてひねり出してみる。

1. 時間がゆっくりと流れている。

せかせかとしていない。例えば、銭湯の番頭さんがいなくても誰も声をかけようとせず、ぼーっと待っているのだ。問題を起こしたくない県民性のせいか表面的な平和は保たれている気がする。

2. 自然環境が豊か

自然が好きな人にとっては、好い環境といえるのではないか。ちょっと奥地までいけば、人の気配がしない山々が色々とある。人に疲れた人からするといい癒しになるのではないか。

3. 意外と女性が優秀

断っておくが都会の女性ももちろん優秀である。しかしながら、無能な男性に埋もれて力を発揮する機会を与えられずに、支える仕事をしてきた女性のパワー(芯の強さと機転)はなかなか舌をまくものがあった。各いう私は男性で、フェミニストでも何でもない。

メリットがデメリットに比べ1つ少ないが、頑張って書いたのでよしとしよう。

そんなわけでごきげんよう。




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