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Apple Standard Keyboard M0116J
Apple社がMacintosh SEやSE/30の時代に販売していた標準キーボードM0116J。
Made In USAで、ALPS製のグレー軸を使っています。
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今となっては懐かしい七色のアップルマークが付いてます。
キータッチはAppleIIgsキーボード程軽くなくて押し下げる力が必要なのですが、結構軽快にキータッチが出来ます。
それは、私が個人的に一番長い期間使っていたキーボードだから馴染みがあるという贔屓目があるのかもしれません。
キーレイアウトはAキーの左横にControlキー、ZキーとXキーの下にアップルマークの⌘キー。⌘キーの左隣にOptionキー。Returnキーは逆L字型をしていて分かりやすい一方、矢印キーが←→↓↑と横に並んでいてこの矢印キーだけは使い慣れません。
テンキーも付いている割に横幅約42センチと程々の幅なのとそこそこ傾斜があるため手前に高めのパームレストがあると使いやすくなります。
ちなみにAppleIIgsキーボードの横幅は約38センチです。ただし、キーのある部分の横幅を測るとApple Standard KeyboardもAppleIIgsキーボードもいずれも約37センチで殆ど変わりません。
Apple Standard Keyboardはキーボードの周りの額縁部分があること、キーボード自身に重量があることから安定感があります。
車の話しと無理やり合わせると1960年台の基本設計で1993年まで生産されたサーブClassic900のハンドルはパワーステアリングではあるものの、感覚的に今どきのハンドルの重さの3〜4倍くらいの重さが残っています。
ちょうど、このApple Standard Keyboardのキーの押し下げ力も今の標準的なキーボードよりずっと重くサーブと同じく3〜4倍ほどの重さを感じます。
それが良いという訳ではなくて、例えばサーブで何百キロも高速走行した後は、ハンドルを支持していただけなのに軽く腕の付け根が筋肉痛になることがあります。
Apple Standard Keyboardも今この記事を打っていますが、この程度ではあまり手や指に痛みはありませんが、一日中かけて長文を打った後には軽く指の打刻による痛みを感じることがあります。
この重さが億劫になることもあるし、文章を考えながら打つのに良い重みを出してくれることもあります。
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