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季節を外したトンボの湯

Maserati 3200GTで季節外れの軽井沢、星野温泉トンボの湯に行ってきました

この日の最高気温は13℃で朝は9℃という秋を通り越して冬の装いが似合う寒さと土砂降り雨の日でした

主に電装系マイナートラブルの塊りのMaserati 3200GTはハラハラさせられるものの、室内に雨漏りすることなく目的地に到着しました

当たり前のように時計は止まっています

最後に軽井沢へ来たのは10年ぶりでしょうか
少なくともコロナ前ではありました

大城レースの姿は跡形もなく、昔通った洋食屋さんや若どりも消えていました

テナント募集のプレートがたくさん連なっていて記憶の中の華やかな軽井沢とは様変わりしていました

軽井沢銀座の坂の上、つるやさんの向かい側には東急が大きなホテルを建てている

軽井沢会テニスコートや、つるや旅館、向かいのお団子のちもと、パン屋の浅野屋、フランスベーカリー、モカソフトのミカド珈琲といった老舗は回っているようで少し安心しました

人の姿は少なくはないものの、その多くはスヌーピーショップとか軽井沢でなくても良いお店に人がたくさん入っていたことにも寂しさを覚えました

テニスコート側のお店は閉めていた中山ジャムさん「えー無くなっちゃったの?」と思ったら、軽井沢銀座通りの広いお店はやっていました

しかし、お店の中は会計されていたおばあちゃんが一人きりで、思わずジャムを購入しました

少々脱力したまま東京への帰路に着いたのでした

今回は行きも帰りも渋滞に遭わずに走れました

もしシーズン真っ最中に行っていたら逃げ場の無い大渋滞に直面し3200GTは湯気を上げて止まっていたような気配を感じました

そう考えると「季節外れの軽井沢」は3200GTにとっては最高のタイミングだったと言えそうです

クルマ選びは自分を知ることにも繋がっているような気がします

題して「外しの美学」

なんて強がって見たりして

自分の生き方は、どちらかと言えば王道やメインストリームから外れた傍道ばかりを向いてきた気がします

さて、今のところ高速道路を長距離走った時の3200GTの燃費はリッター9km程、一番伸びてリッター9.4kmです

さすがはV8ツインターボなだけに燃費良くはないですね

ちなみに高速道路を2.0L低圧ターボのサーブ900カブリオレさんで走った場合は最高でリッター12.7km、悪くてもリッター9.4km程走ってくれます

さすがはサーブさん3速ATにも関わらず航空機メーカーなだけに見た目以上に良い空力なようです

どちらも今どきの省燃費な車から見たら鼻で笑われてしまうような燃費ですが

笑燃費?!


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