第74回 朝日杯フューチュリティステークスの発走です!
『今週は2歳マイル王決定戦です。今年も牡馬onlyとなります。昨年はここを勝ったドウデュースがダービー馬になりました。最後エンファサイズが入って態勢完了します。スタートしました!ばらっとしたスタートから先行争いです。
何がいきますか、インコースから③番オールパルフェ、⑬番ズスカダブル、間から⑧番グラニット、⑩番ウメムスビですが、先頭にたったのは⑧番グラニット、インコース1馬身差で③番オールパルフェ、3番手は外から⑩番ウメムスビはGI初騎乗の角田大河です。内で②番ドルチェモア、並んで外に⑤番バグラダスで外回りにいきます。2頭の間から⑦番オオバンブルマイ、その外には⑬番スズカダブル、並んで⑮番フロムダスクと武豊、中団インコースからは④番ドンデンガエシ、直後に①番キョウエイブリッサ、⑨番ニシノベストワンがその外、さらに外からは⑪番ティニアがいて、後ろは2馬身空いて⑫番ダノンタッチダウンが外目から、並んで⑭番レイベリング、後方はインコースから⑥番ミシェラドラータ、⑰番エンファイサイズ、最後方は⑯コーパスクリスティの展開です。
3,4コーナ中間です。先頭はグラニットで1馬身半のリード、ぴったりとオールパルフェが2番手、半馬身差で外にウメムスビ、その後で内にドルチェモア、徐々に押し上げるバグラダス、スズカダブル手が動いて位置をあげます!中にはオオバンブルマイとフロムダスク、後方からダノンタッチダウンが動き始めました!
4コーナカーブして直線に入ります。横に広がってグラニット先頭、内からオールパルフェ!、ドルチェモアが外から上がって先頭に立つ勢い!馬場の真ん中からはオオバンブルマイが差し脚を伸ばします!更にはティニアも上がってくる!外から追い込んでくるダノンタッチダウン、その後ろからはレイべリング!
残り200を切ってドルチェモア先頭!内からオールパルフェ!オオバンブルマイが並びかける、ティニアも懸命に伸びてくる!外からはダノンタッチダウン!大外から一気にレイベリン!オオバンブルマイが抜け出しにかかるが、ティニア並びに行く!3番手に外目からダノンタッチダウン!前はオオバンブルマイとティニア!ティニアが先頭!ティニア!ティニア!ティニアゴールイン!』
◎⑪ティニア
前走の1勝はクラスは2着。内で菅原ラダスが持ったままで上がろうとしている中、手が動いている様に瞬発力よりは長くいい脚を使う馬です。直線で内に寄れていたりと幼さもあります。5月生だけに当然で、勝ったバグラダスは1月生で3か月半の差があるので仕方なし。それでも最後は1/2馬身に詰め寄ってまだまだ伸びていた印象。とてもしなやかに走る脚は見ていて気持ちがよい。馬体からは距離延長は大きくプラス。肩、トモの筋肉の盛り上がりも良く大いに期待したい。
〇⑦オオバンブルマイ
前走の京王杯2歳Sは好スタートから少し下げて4番手追走。ジョッキーの指示に従うのはGOOD。直線抜群の手応えから内を突くつもりが、石川オブライトがいて壁になり、外に変えてから追い出す形になったがそれでもしっかり伸びてくる脚は素晴らしい。最終追い切りは力強いフットワークで坂路を上がってきて、前脚の上げがとても良い。首の角度からマイルは少し長い気がするのでどうなるか、その1点に尽きる。
▲⑫ダノンタッチダウン
スタートしてからの脚がイマイチなので後方からの競馬になってしまう。それでも前走のデイリー杯2歳Sは先行有利な馬場の中、外からの脚は素晴らしい。1速から6速に行く訳ではなく徐々に加速していくので3,4コーナに位置取りが重要。それでも2歳戦のダノンは迷わず買い&前に行く馬が多いのでペースは流れるし展開はかなり向くと思う。530kgの大型馬なのに佇まいでも威圧してくるタイプ。半兄ダノンザキッドも500kgを超える馬ですが、父親からはしっかり適正を受け継がれているようで、あっちは1800-2000だが、この馬はマイルまでの印象。内ではないだけに終わってみれば今週も川田という未来か。
△②ドルチェモア
前走のサウジアラビアRCは逃げた島田ニットの2番手追走。直線ではかなり差があったが、あの位置から差し切れる脚は見事。捉えてからも伸びている感じからGIでもペースが上がっていっても対応出来ると思う。皆さんご承知のサウジアラビアRC1着⇒朝日杯FSのローテは馬券内100%。馬体見ても肩筋肉もgood、トモの張りも申し分ない。首の角度もマイル以上もイケる口。2勝している和生から坂井に替わるのは何故だろうか。
△⑤バグラダス
新潟2歳Sは4着。逃げたのですが、最後上手く内を突いた戸崎ウイングにやられた感じ。無理にハナになったわけではなくこの馬のスピードでたまたま逃げただけ。前走1勝ちクラスでは直線に入って、持ったまま追走。当然前を行く川田ディスター、巧也レイズは手が動いているが、福永ニア、戸崎ブリッサは押しているのも関わらず、Lovelyな手応えで上がってきて1'20"8の勝利。武史ブルマイが勝った京王杯2歳Sより0.1秒速い。ただ最後詰め寄られている事や、馬体見る限り1200mがベストだとは思う。
△⑭レイベリング
前走は武史アビアスがスローで逃げた展開の中11,12番手外追走。レース上がり3Fが11"6-11"1-11"3の瞬発力勝負で33"1差し切り勝ち。直線中程から右手前に替えてからの加速はGOOD。1勝馬ですが、過去10年でグレナディアガーズ、サトノアレス、⑤リオンディーズと勝ち馬いるので軽視禁物です。馬体からは距離伸びた方がいいタイプだと思うで、GIマイルの流れで対応出来るのかは、やってみないとわからないよね。
△⑯コーパスクリスティ
レッドブロンクスと同配合、あっちはダート1400は主戦場でしたが、この馬も首の角度からは1400がベストで1600mまでギリギリ許容範囲に見える。ただ新馬戦は17番スタートで外目上がっていき、直線に入るとすんなり先頭でしっかり手前も替えて勝利。前走は出遅れて後方から、阪神内回りも熟して快勝。2戦見る限り距離延長でもやってくれそうではあるが、外回りっていう所がキモなのでこの枠でどうか。
△⑰エンファサイズ
新馬戦1'34"5で勝った日はデイリー杯2歳Sの日。単純にタイムだけで比較すると8着になる。道中は促しているなか、インコースを通ったとはいえ34"2は評価しても良いかと。3角から内に進路をとった辺りはデビュー戦にしてはレースセンスが伺えた。ただ相手は一気に強くなるのでどこまで出来るかは見ておきたいが大外とはこれはまいったね。
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