3月31日

保育園の帰りに砂場の広い公園に寄る。

桜の花びらが散って地面が薄いピンクでキレイだった。風で舞う感じもとてもいい。

砂場で遊んでいると息子より少し上の子が一緒に遊ぼうと言ってきたので遊ぶ。水道で水を一緒にくみに行ったり砂場の砂を掘ったりした。その子は裸足で砂場で遊んでいた。慣れた感じでいいなと思った。

息子も靴が水で濡れたので、私も裸足になったらと言いたかったが、勇気がなかった。風邪ひきそうとか、帰るときはどうしようとか、いろいろ考えてしまった。

お友達が帰ると言うので、一緒に使わせてもらった物を洗っているところ、お友達のお母さんが、「2歳半くらいですか?」と息子のことを聞いてきた。「そうです。」と伝えた。「近くですか?」とも聞かれたので「はい、近いです。ドラッグストアの先の方です。自転車できました。」「坂が大変ですね。今日はありがとうございました!!」と、そのお母さんが優しく言ったので、「また、公園で会うことがあったらぜひ!ありがとうございました!」と挨拶した。

そしてバイバイと手を振った。私とお母さんも手を振ってバイバイした。

私はもしかして自分は寂しかったのかもしれないと思った。初めて会ったそのお母さんとの少しの会話で何か共感してもらった感じがして、それがとても嬉しかった。子どもを通しての出会いっていうのも不思議な感覚で面白い。息子も成長しているが、親だって成長している。不慣れなこともいっぱいあるし、大変なこともいっぱいあるけど、やっぱり面白いこともあるなと、今日の出会いに感謝しようと思った。


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