部活
大学生になって部活に所属している人間は全体の1%であると聞く。私はその1%ということになるのだが、多分就活がチラつく時期にまで所属している人間は、多分1%を切っている。
詳細は伏せるが私は文化部である。
様々な理由で部活からは人が居なくなる。
サークルと違うのは、大学から結構な数の役職を決められており、その人数を減りつづける全体から一定数出さないといけないことである。その代わり公認サークルよりお金を出してもらえる。
その対価に、大学が頼むことをやることもある。サークルと異なり、大学からの意向が強くなるし、大学からの依頼をあまり消化出来ていなかったりするとだんだん部費が減っていったりする。毎年部費で揉めている。
去年あたりから急に辞めた人の役職を引き継ぐことになった。
後輩がトラブルを起こしたから役職に着いている関係で一緒に謝りに行った。
どっから湧いて出たのか分からないOBOG
から長文のお気持ち表明が来た。
他の大学とも色々やり取りしないといけないから、LINEの通知が止まらなくなった。
後輩から、「先輩のやつ、正直やりたくないんですよね」と言われて、「そうか」としか答えることができなかった。
部活は自由参加である。
よほどのことがない限り講師がいないことの方が多い。生徒の自主性に任されている。歴史はまあまああり、それがとても、かかえきれないところまで来てしまった。生徒数自体減っていて、最近はサークルすら入らない人の方が多いのだ。何より、大学生になってまで部活に入っていることにメリットはないと言われてしまう回数のほうが圧倒的に多く、正直、たまにふと、意志を曲げたくなるし、何故?どうして?となりつつも、もう離せなくなっていることに静かに絶望するばかりである。