世界のバレエ団~フランス~
Hello!
Ayaです^^
今日も暑いですねーーーー💦
さて、今日からは世界のバレエ団について触れていきたいと思います。
バレエについて詳しくない方でも、興味があるからもっと知りたい!という方も一緒に学んでいきましょう(^^)
私は、以前に書いたように、昭和音楽大学のバレエコースに通っていました。
そこでは、バレエ史・バレエ美学・解剖学・バレエ音楽演習など様々な分野から、学びました。
これらの知識は、アメリカで実際にプロの舞台に立つようになってから、また教えを始めるようになってから、とても役に立っています。
なので、皆さんにもご紹介しちゃいます!!
音大の学費はとっても高いので、無駄にしないように講義は割とまじめに受けていました笑(^^)
1.フランスのバレエ団
現在最古のバレエ団である、パリ・オペラ座が大変有名です。皆さんも一度は耳にしたことがあるのでは?
1960年代、70年代に、フランス政府の地方分散により、パリの外でも(ドイツやイギリスなど)様々なバレエ団が設立されました。レパートリーはコンテンポラリーよりが多いです。
フランスにあるバレエ団:リヨン・オペラ座バレエ団、ボルドー国立バレエ団、マルセイユ国立バレエ団、バレエ・デゥ・ノール、ナンシー現代バレエ劇場等
これらは、コンテンポラリーが多く、古典(クラシックバレエ)の作品は本当に少ししかやらないバレエ団もあります。
2.20世紀に入ってからのパリ・オペラ座バレエ団
20世紀初頭に入ってから、オペラ座は衰退し、オペラ公演の中でディベルティスマン(「余興」の意味で、物語の本筋とは関係なく挿入される踊り)を上演するのみになりました。
パリのバレエ界は、有名ダンサーである、ディアギレフのバレエリュス(世界中で活躍したロシアバレエ)と呼ばれるものにリードされ、オペラ座は凋落の一途を辿ることになります。
しかし、1930年に「舞の神」と呼ばれた有名振付家のセルジュ・リファールが招かれ、レパートリーに様々な作品を加えることで、高いが芸術性を回復。
その後、リファールは芸術監督に就任します。しかし、ドイツ人に協力したとして、44年にオペラ座を去ることとなりました。
WWII後はローラン・プティやジャン・バビレに実験的バレエ団が賑わい、再びオペラ座は停滞の危機に陥ります。リファールが3年後に監督に復帰し、58年まで務めたあと、芸術監督は次々と代わり、オペラ座は再度混迷を極めました。
<歴代の芸術監督>
◎ルドルフ・ヌレエフ(1983~1989)
:ロシア人ダンサー、振付家、監督。バレエ界を越えたスター。カンパニーを刷新し、ギエム、プラテル、イレール、ルグリを含めた新しいダンサーを登用。彼らは、バレエ界の大スターとなり、「ヌレエフの子どもたち」と呼ばれ黄金時代を築きます。
◎パトリック・デゥポン(1990~1995)
:フランス・パリ生まれ。「アンファン・テリブル(恐るべき子供)」と呼ばれた、表現が優れたカリスマ的なダンサー。ロビンズ、サープなどをレパートリーに加える。
◎ブリジット・ルフェーブル(1995~2014)
フランス人ダンサー、振付家。古典に加え、ベジャールやプティなど、コンテンポラリー作品をレパートリーに加える。
◎バンジャマン・ミルピエ(2014~2016)
リヨンのコンセルヴァトワールで学ぶ。オペラ座の芸術監督になる人物で、オペラ座出身でないのは衝撃です。NYCB(ニューヨークシティバレエ)元プリンシパル。2014年よりオペラ座の芸術監督に就任。
4年前に彼のドキュメンタリー映画「ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男」が公開されました。
◎オレリー・デュポン(2016~)
パリオペラ座学校卒。1987年にオペラ座バレエ団入団。1998年最高位のエトワール。2015年にダンサー引退。伝統を維持しながらも、コンテンポラリーを数多く上演。
私が小学生の時に初めて買ったバレエのDVDが、彼女主演の「眠りの森の美女」でした♪
豪華な舞台装置、衣装とともに、エレガントなオペラ座バレエを堪能できます。興味がある方はチェックしてみてください♡↓↓
彼女のインタビュー記事も載せておきます!→https://fashionpost.jp/portraits/179058
オペラ座のダンサーの大部分は付属のバレエ学校出身で、最高位のエトワール以下、
プルミエ・ダンスール
スジェ
コリフェ
カドリーユに分かれます。
正確で高度な技術と理想的な身体条件、大きな存在感を備えた団員が集まる、パリ・オペラ座は、威風堂々たる「ダンサーのバレエ団」と言えます。
振付家にとっては、ここで仕事をすることが、すなわち一流の証なのです✨
いかがでしたか?
世界的に有名なパリ・オペラ座。
私もいつか絶対に、フランスに生のオペラ座バレエを観に行きたいです✨
次回は、ロシアバレエについて書いていきます!お楽しみに(^^)
☆今日の英単語☆
Weird:奇妙な
The day before yesterday he witnessed a weird **incident in the wilderness. (おととい、彼はその原野で奇妙な**出来事を目撃した。)
アメリカに行って一番にみんなめちゃこれ使うじゃん!と思った単語です。ぜひ覚えておいてください♡(^^)
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!
Thank you!
Aya♡
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