ヨーロッパ旅行記①
記憶が日に日に薄れていくので、さすがに書き留めておこうと思った。
2024/03/07-26(1年前!)
7日 関空発
8日 ミラノ着
ミラノ→ジェノヴァ
9日 ジェノヴァ→ピサ→フィレンツェ
10日 フィレンツェ→ローマ
11日 ローマ→ヴェネツィア
12日 ヴェネツィア→ミラノ
13日 ミラノ→バルセロナ
14日 バルセロナ→マドリード
16日 マドリード→パリ
20日 パリ→ハイデルベルク
21日 ハイデルベルク→ミュンヘン
23日 ミュンヘン→チューリッヒ
24日 チューリッヒ→ミラノ
25日 ミラノ発
26日 関空着
書き出して思ったけれど移動しすぎだ。
7日
関空からミラノ・マルペンサ空港まで、上海乗り継ぎのair chinaで行った。まず、トランジットの時間が長すぎた。約8時間。スルーバゲッジだったから入国できないので空港のロビーで8時間。空港のWi-Fiに繋いでも制限がかかっていて、LINEもinstagramも使えなかった。メールしか確認できなかったし、ダウンロードしていった動画しか見られなかったので、ボボボーボ・ボーボボとハンターハンターを見ていた。(そもそもU-NEXTは国内でしか使えないようで、何も見れなくなったし、アマプラは国外対応のアマプラオリジナル作品しか視聴できなくなっていた。)唯一確認できたメールに、鉄道会社から、ミラノで鉄道ストライキが起きているからバスに振り替えてくれという内容の文章と、FLIX BUSSのリンクが送られてきた。うそでしょと思いながらリンクを押した。しかし、Googleも制限がかかっているので開けない。うーん、どうしようもないけれど、この不安を抱えたままフライトまでの時間をつぶすべく、コンビニでお菓子を買うことにした。友達との漢気じゃんけんに勝ち、元には両替していなかったので、クレジットカードで支払うことにした。払おうとして、3回トライしても支払いが完了しないので結局友達が払った。
お菓子を食べたりアニメを見たり寝たりしながらなんとかフライトの時間までやり過ごし、飛行機に乗った。隣のおじちゃんはずっとヘキサゴンというパズルゲームをしていて、とんでもなく下手だった。下手すぎて、私のほうがスコア取れる気がする、と後半は私もずっとヘキサゴンをやっていた。おじちゃんよりは良いスコアだったけれど、どんぐりの背比べだった。
8日
そんなこんなで、ミラノに着いた。やっと着いた。とりあえずジェノヴァへの移動手段を確保しなければ、野宿になってしまうので、SIMを差し替えてすぐにバスの予約を試みた。何度やっても支払いができなかった。あと2席しか残っていないという表示があったので、とても焦っていた。しかし、何回やってもできない。その間に友達のSIMの設定が終わったので、代わりにやってもらった。すんなりできた。一安心。
落ち着いてSIMを登録しようと思ったが、何回やっても電波がない。そう、始めの設定用の0.5GBをバスの予約(成功しなかった!)に費やしたため、Wi-Fi下でしか再設定できなくなった。これが後で大変な苦労となることをこの時の私は、まだ知らない。(絶望①)
空港からミラノ市街に出るために切符を買おうとしたときに、やっぱり私のクレジットカードでは支払いできなくて、カードが止まっていることに気が付いた。クレジットカード会社に電話で問い合わせようとしたものの、海外用の電話番号がなかったので連絡できず、時差の関係で絶妙に連絡できるタイミングがなかった。(絶望②)
まあ、友達もクレジットカードを二枚持っていたし、私もデビットカードは生きていたので何とかなった。
ということで、2つの絶望を抱えた状態でミラノ観光が始まった。
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めっちゃめちゃ鳩がいた。本当にめっちゃ。
イタリアの一食目はピザ。1枚で出てきて、たしか5ユーロとかだった。安すぎるのでイタリアではピザばかり食べた。
ミラノは特に観光するところがなかったので、古着屋さんを巡った。
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↑イタリア語しか話せないおじちゃんと、英語の私たちでなぜかコミュニケーションが成立した。
バスでジェノヴァに移動し、ジェノベーゼが有名なお店に行った。並んでいたら、前にいたスペイン夫婦と仲良くなり、ミモザをもらった。女性の日の象徴らしい。混んでいたので、この夫婦と相席することになった。私たちは二人でジェノベーゼと魚のフライを注文した。夫婦は一人ずつジェノベーゼと魚のフライを注文していた。届いた料理は、日本の特盛くらいありそうな量で、二人で苦しくなりながら完食したというのに、夫婦はペロッと平らげていた。こっちの人たちの胃袋恐ろしい。
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比較的安くて美味しい
よくわからないけれど、おごってくれた。ラッキー☆そういえばマダムとMessengerを交換したけれど、全然連絡を取っていない。
ジェノヴァに泊まるので、電車で移動した。改札がなくて、切符売り場も見つけられず、そのまま突き進んだら駅のホームだった。イタリアの電車はお金を払わなくても電車に乗れるのか?降りた駅でも改札はなく、無賃で乗れた。(ちなみに後から知ったけれどばれたら10万くらい請求される)
電車から降りて、ここで、絶望①が私たちの身に降りかかる。
私のSIMが使えないので、ホテルの場所が分からなかったのだ。正確には、住所はわかるので、友達のグーグルマップで見つけ出すことはできたのだが、入り口のカギが閉まっていて、インターホンの使い方がわからないでも、Agodaでメッセージ出来ない。加えて大雨が降っていて、周囲に人がいないので助けてもらえない。びしょびしょになりながら、片っ端からインターホンを押した(ちなみに23時。大迷惑)。何とか開けてもらえて、ホテルの入り口にびしょびしょでたどり着いたら、フロントの人はいなかった。鍵がさしてある部屋があって、多分ここだろうと勝手に泊まった。
Wi-Fiをゲットして、やっとSIMが使えるようになった。
初日からいろいろありすぎて死んだように寝た。
え?着いた日でこんなに書いてたら全部書くのに何編書かなきゃいけないわけ。