顧客になると手を抜かれる謎の現象
これ、ヘアサロン、ネイルサロン、マツエクサロン等の美容系店舗での話です。
最初はとても良かったのに、安心して通ううちに「なんか手抜きされてる?」と思うことってないですか?
技術面での手抜きしかり、接客面だったりその他諸々。
お前がナメられやすいだけだよ、と言われたらそれまでなんですが…
ちょっと気になったので。
待たされまくるヘアサロン
同僚の紹介で通い始めたヘアサロン。
腕もセンスも雰囲気も◎、料金も立地の割にさほど高くない。
いつも希望通りに仕上げてくれるので、かれこれ10年以上通っているのだが…
ここ最近、待たされる時間がとても長くなった。
予約時間5分前に到着しても、席に案内されるまで待合室で30分以上とか。
(もちろん挨拶やお詫びの言葉はくれるのだけど)
もともと施術中の待ち時間が長いこともあり、これ以上延びると次の予定に差し支えが出る限界まで待ったある日、ハッキリと伝えた。
「これ以上待つなら帰ります、次の予定があるので!」
と、もう少し丁寧な言葉で。
それ以降、そのサロンで待たされる時間は格段に減った。
担当者さん曰く、サロンの予約受付システム自体を変えたのだそう。
たぶん、他にも苦情が出ていたんだろう…
こうして、このサロンにはその後も通っている。
おしゃべりに夢中で施術が疎かになるマツエクサロン
技術も雰囲気も◎で、清潔感溢れるプライベートサロン。
感じの良いアイリストさんと色々お話しするようになったのは良いが…
少しばかり性格が似ていることもあり、回数を重ねるごとに会話がヒートアップ。
そして、それと反比例するように落ちていく技術。
当日にエクステだけがポロポロ落ちてしまうことが増えて、ひどい時は数日後に目元が寂しくなってしまうほど。
いや、会話は楽しかった、とても。
私も調子に乗って話しすぎたかな…とは思っている。
でも、安くはない料金を払ってお願いしているので、それなりの技術は提供してほしかった。
お友達として出会えていたら最高だったのにな…
と思いつつ、結局サロンを変えた。
血が出るネイルサロン
自宅からほど近い、こちらも完全プライベートサロン。
偶然同い年で、地元も近かったネイリストさんとは最初から話が盛り上がり…
友達に会うような感覚で通っていた。
センスは今ひとつだったけどジェルの持ちが良かったし、持ち込みデザインやパーツにも対応してくれたのも◎。
なのにこちらもだんだんと処置が雑になってきて、少し痛いことが増えた。
(甘皮の処理とか)
で、極め付けがバッファーだかやすりだかで擦っていた時、鋭利な角が指を直撃してサーッと切れた。
なんなら少し血も出た。
「あ、ヤベっ(笑)」みたいな感じで血を拭って笑いながら話を続けられたので、呆気に取られて何も言えず…
帰宅後、風呂の湯がとっても滲みた。
ここもそれ以降、通うのをやめてしまった。
人間関係の本質なのかもしれない
どこも数年単位で通っていたサロンなので、とても残念だったけど…
よくよく考えるとこれ、「サロンと客」という関係性に限らず人間関係では良く見られる現象だな、と。
要は「馴れ」ってやつ。
関係が深くなればなるほど、遠慮とか思いやりとか色んな気遣いがおろそかになって「甘え」が出てくる。
自分にも思い当たる節がある、と思って少し反省してみるものの…
それを「客」という金銭授受が発生する対象にやるのはダメな気がする。
でも、本当に多いんだよね、このパターン。
(私だけ?)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?