重度のペットロスだった私が、2匹の愛犬を見送って思うこと
私が4歳のとき、子犬が来た。
パピヨンという小型犬で、生後3ヶ月だった。
一人っ子だった私は、その犬と姉妹のように育った。
私たちは毎日一緒にベッドで眠り、
私が母に怒られているときは、
私と同じように母の方を向いて、母と私の間に座り、
私が泣いているときは、いつも隣にいてくれた。
年を取り、目が見えなくなり、耳が遠くなっても、
家族の誰が触っているのか、わかっているようだった。
大学4年生のとき、1週間の卒業旅行に行き、
帰ってきた3日後、突然呼吸が荒くなり、空へと旅立って