Romanian Quarry #3. Florin Tănase
もはや国内では敵無しの王様
第3回は、若手ではない選手を。
昨シーズンは得点力が更に増し、リーグでは12-13シーズンのルセスク以来となる20ゴール越えでの得点王となった。停滞気味なA代表での活躍も期待されている、今が旬の選手だ。
PROFILE
名前:フロリン・タナセ
国籍:ルーマニア🇷🇴
生年月日:1994/12/30 (26歳)
身長:185cm
ポジション:OMF、CF、WG
所属クラブ:FCSB
CAREER
ゲオルゲ・ハジ・フットボールアカデミー
↓
FCヴィートルル
↓
FCヴォルンタリ (loan)
↓
FCヴィートルル
↓
ステアウア・ブカレスト→FCSB
PLAY STYLE
強豪FCSBの中でもトップレベルのテクニックを持ち合わせており、彼を経由することで攻撃が活性化される。クラブではCFかインサイドハーフでプレーすることが多いが、代表ではウイングでも出場している。
線は細いが、その上品かつ繊細なボールタッチは浪漫たっぷり。出し手にも受け手にも回れる器用さもあり、文字通り王様として振る舞っている。よりインテンシティの高いリーグで通用するかは微妙な所だが、イタリアでプレーする姿を見てみたい。
また、ゆったりとしたフォームから放たれるキックは予想以上にノビがあり、プレースキッカーとしても有能である。
MARKET VALUE
推定500万€。今夏はトルコ方面への移籍も噂されていたが残留。会長に厳重に守られているコマンやポペスクよりは移籍交渉のハードルが低いため、昨季の勢いを継続できれば国外挑戦も十分有り得るだろう。
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