Romanian Quarry #1. Alexandru Cîmpanu
東京に来なかった知られざる大器
記念すべき第1回は、東京オリンピック世代の中でも特別大きな期待を寄せられる選手の1人。ハジ不在の五輪では10番を背負って参加する可能性もあったが、結局招集されなかった。エースが抜けたクラヨーヴァで更なる覚醒が予感される注目の選手だ。
PROFILE
名前:アレクサンドル・クンパヌ
国籍:ルーマニア🇷🇴
生年月日:2000/10/8 (21歳)
身長:178cm
ポジション:OMF、WG
所属クラブ:ウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ
CAREER
コンコルディア・キアジナ(ユース)
↓
FCボトシャニ U-19
↓
CSMアレクサンドリア (loan)
↓
FCボトシャニ
↓
ウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ
PLAY STYLE
二列目で真価を発揮するドリブラーだが、いわゆる“ヌルドリ系”ではない。初速が速く、横スライドから一瞬の加速で相手を剥がすようなドリブルが十八番。左足だけを使う傾向にあるのが玉に瑕である。
また、キックの精度も高いためプレースキッカーを任されている。身体は決して大きくないが、彼の閃き溢れるプレーを見ると、アタランタのイリチッチのようになれるのではないかとさえ感じる。
とはいえ、まだまだ精神面での成長が必要だというのが現状で、先日も飛行機内のノーマスクでのお下品な会話(内容は不明)を他の乗客から指摘されていたたらしい。
MARKET VALUE
推定50万€。国際大会の経験が無いため市場価値は低いが、チームをEL出場に導くことができれば大きく変動する可能性がある。今後の活躍に期待だ。
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