衰退する住人講、若しくは地方コミュニティ...aaltoのちょほほ日記@2024/11/10
今日は「住人講」について書きたい。
以前小説にも書いたが、地域の冠婚葬祭だけでなく、コミュニティの役も担ってきたが、ここ10年縮小してきているので、それに触れたい。
昨年から地元の住人講の班長をしています。
今年も脱会者や欠席者が多く、ふとその共通点に思い至り、これを書いています。
10年前16軒あったのが、今年11軒に減少し、その内欠席が3軒。
つまり、10年で半減という事実。
結論から言うと、会自体が時代にそぐわなくなってきたこと。そして次世代が、参加しない、脱会するというのが原因です。
この会には、2つの目的があり、一つは地元住民で協力して当家の冠婚葬祭の儀を行うこと。そして、共同墓地の管理維持を行うことの2点である。
戦後開拓された農村地帯が常磐線で東京へのベッドタウン化したり、大企業の工場が出来てその従業員が住宅を建ててスプロールした街の経過があるので、50年前には今のように葬儀場も近くになく、こうした住人講が出来た。
今葬儀場は徒歩10分圏内に3軒、クルマで20分圏内に6軒以上ある。だから、住人講が出張らなくても、滞りなく葬儀はできる。因みに自分の住人講で帳場を張ったのは、10年前が最後で、それ以降は無い。
そういう意味で、この会で年1回総会と懇親会を開いてきたのは、事務連絡だけでなく、1年に1回は集まり顔を見て話をしようということだったが、最近それも難しい..。
あと、10年してこの住人講が残るかどうか…ちょほほ。である。