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遠い太鼓/村上春樹...aaltoのちょほほ日記@2024.12.09

先週寝込んでいたときに、audibleでうつらうつら聴いていたのが、これである。他にもレイモンドチャンドラーやSFを聴いていたが、一番穏やかに聴いていられたのが、これで刺激的なラブラブもなければ、おどろおどろしい殺人もないので、安心して聴いていられた…そしてやがて寝入るのだが…。

出版されたのは、1990年で既に34年前の本なので、今更だが、改めて聴くと当時のノンビリした世間が懐かしい。と言うのは、まだwww、ネットが無い世界だからかもしれない。
今のように、その場所をピンポイントで調べられたり、その事柄も直ぐに検索することが出来ない時代だからかもしれない。
もう既にそんな生活に戻れない訳だが、やはり平和だと思う。

そこに記述されているギリシャやイタリアの田舎やローマに憧れてしまう。
当時、自分は何をしていたのか、ふと思いを巡らすと、大手ハウスメーカーの建築技術者から田舎のハウスビルダーの設計職へ転職して…と今まで書いた恋愛小説に近い生活や仕事をしていた。だからまだ30代で元気だった。

だからこの「遠い太鼓」を読むと懐かしいのか…。

そこで確か本棚に有ったと思いだし、探し出したらこれまた処分してしまったらしく、見当たらない…しょうが無いので、図書館から借りだした…ちょほほ。

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