昔話 その2...バブル景気/aaltoのちょほほ日記@2025.1.7

今書いている恋愛小説は、1980年代初頭から1990年代を舞台にしているので、どうしても「バブル景気」が出てきます。

ある日気が付くと、首まで海水に浸かっていて、そして数年後気が付くとその潮は引いていて、足首までしか海水がない…不思議な数年間の経験でした。

今思うと、あの時期は大学を卒業して就職し、仕事をがむしゃらにし、そして恋愛をし、結婚し、最初の子が生まれた時期と重なります。

自分がバブル世代とは思ったことは無いけれど、その後の人達からみれば、見事にバブル世代かもしれない..。

新卒で就職するときは、買い手市場で厳しかったが、第1子が生まれて転職しようと、数社面接を受けに行ったら、どこも1次面接のその場で合格と言われた…。そんな時期でした。

最初に貰ったボーナスは、10万だったのが、最盛期では100万だった。社内旅行も、関東近県だったのが、海外旅行に変わった..。車も最初は中古の10万のフェアレディZだったのが、マークⅡの新車になった。そんなことが、当たり前の時期でした。

当然仕事も、初めは簡単な新築や2階建てだったのが、13階の高層集合住宅になっていた。そして、仕事は相変わらず、深夜まで続き、終電車にも乗れず、事務所に泊まり込み…過密スケジュールで、体調を崩して、その上、馬鹿な上司にパワハラされて、休職に…。

まー。色々とありました。それらが全てバブルだとは言わないまでも、かなりの部分、そのような影響はあったと思われ..。今、振り返って思い出すとやはり、普通とは言えない時代だったと思います。

さて、それでは、今この時代は、普通なのでしょうか…あと20年後の2045年にこの2025年を振り返って思い出すと、どんな時代として思い返すのでしょうか…残念ながら、私はもう居ないので、皆さんがこの時代をどう思い返すのか、とても興味が有ります…。

（注：Topの画像は、イメージで自分が設計した集合住宅ではありません..ちょほほ。）