見出し画像

2022/08/30 伊藤野枝がドラマに

 死んだ気持ちで起きて、弁当と朝食を作る。全て寝不足のせい。

画像1

 こんなん出来ました。
 ピーマンと鶏手羽肉の炒めもの、卵焼き、きんぴらごぼう。ノープランのくせにここまでは手で作った。赤い方の弁当箱の隙間はこのままではない。黄色の人の方が早く家を出るので先に詰めた。冷食の塩唐揚げ。冷食万歳。

 いつも使っている割烹白だしが無くなったので、昔ながらの配合で卵焼き。だしが入ってないのでだし巻きではない。焼いている時に大きく膨らんでビビる。しぼんでもでかい。どういうこと。

 近い内にやるというNHKのプレミアムドラマに震え上がる。

 伊藤野枝がドラマになるなんて。この人は今の社会に至る土ならしをした、時代の捨て駒的な立場の人と思っているし好きけれど、激動の人生過ぎて苦しくなってしまう。真似できないし絶対真似したくない。夫と甥と共に憲兵隊に連れ去られて拷問死。男女関係は奔放。しかも顔はちょっとかわいい。

 社会というか世の中にとって伊藤野枝は都合の悪い人。みんなが嫌いなタイプで、ルールを守れない危険な人とみなす人が多いと思う。実際事実だし。その伊藤野枝を表に出せる時代が来るとは。吉高さん、合ってると思う。でも、見るのこわい。

 午前書物と読み物。午後また書物、作歌。全然進まず諦めて掃除。徹底的に。新しく買ったマイクロファイバー雑巾がこわい。これで拭くと、どこもかしこもキュッキュッという音がする。使った私の手もキシキシ。手を揉むと本当にキシキシ言う。一体何で出来ているのだろう。激落ちくんみたいな、実は人体に使ってはいけないものだったら嫌だと思う。

 息子1が台風のルートを気にしている。来て欲しくないんじゃなくて、やつの望みは休校にならないか、それ一つ。電車通の子が多い学校らしく大雨ですぐ休校になる。それが狙い。この感じじゃ熊本は直撃は免れるけど、被害大きそう。息子のスマホに表示されているものはどこの予報とも違う。とても息子1の希望が反映している。息子1(とオット)が見ている気象予報会社のものはいつも大幅に外れる。と思いつつ、言うと気悪いだろうから3回に1回ぐらいしか言っていない。

 晩飯、取り寄せた沖縄あぐー豚タコライス。タコスのミートがレトルトのものでレタスとトマトとチーズを用意するだけの簡単セット。辛いタレもついている。疲れ果てた時に良い。

 夜、虹短歌会の中山さんから電話。原稿の話。ちょっと大幅に短くする相談。ひええ。1500字カットの指令。そもそも書き過ぎの私が悪い。少し、近況を話してから、まあ忙しくやっていきましょうと言って切る。

 その後風呂へ。風呂は嫌いなのでいつも心を無にして入るのに、今日は気がついたら終盤。ちゃんと洗えたか心配。ともあれ「入った」という事実は出来た。私頑張った、と思う。

 夜、鈴虫なのかコオロギなのか、ものすごく鳴いている。そういえば息子2は小さい頃、虫の声が怖すぎて寝られない、などと言っていたことを思い出す。息子1が「あー虫鳴いてる。秋ですな」と言ってうつ伏せでスマホをいじっていた。いつの間にか君はそんな情緒を身に着けていたのか。

いいなと思ったら応援しよう!