短歌誌「梁」100号
梁100号が発行されました。
私も参加している短歌同人誌。「りょう」と読みます。現代短歌・南の会の会誌です。
創刊100号。感慨深いものがあります。
私が参加し始めたのは81号。長いこと中断していた短歌を再開して間もない頃、私はとにかく短歌を発表し、自分以外の作品を読む場所を求めていました。短歌の結社は敷居が高く感じて、気楽に出来るところに参加させてもらったり地元紙の文芸欄に投稿していましたが、勢いが高まってるものだからどんなにやってももっと欲しい。そして少し不貞腐れてました。面白いことは大都市でやっている。東京や大阪など、大都市ばっかり。ちょっくらちょっと出ていけない私は、恨めしい目で東の方を見ていました。そんな時に出会ったのが梁です。1978年から今まで続き、たくさんの方が参加してきた九州発の短歌誌。九州に住む私にとって、九州発であることは何にも代えがたく感じています。今現在も参加出来ていることは私にとって喜びです。
今回私は短歌連作『空壜』と、評論『歌会のやり方の変遷 テクノロジーの変化が歌会にもたらしてきたもの』で参加しています。
私のことばかりを書いてきましたが、私より、いや、私もですが32名が出詠し、評論、特別企画もあり普段の倍の厚さ。
たくさんの方に読んでいただけたら、と思っています。