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登山渋滞と組織マネジメント
先日、六甲連山縦走路を踏破しました!
総行程:56㎞
タイム:13時間50分
経験者の早い人で10時間程度。
練習を積んだ初心者で13~14時間だそうなので、練習せずにチャレンジしたので、まあこんなもんかなぁと思っています。
ただ、もし一番最初の5時スタートできていて、登山渋滞に巻き込まれなければ、12時間を切るくらいはいけたのでは?とか思っています。
とは言え、ただの言い訳。
修業が足りませんね。反省。
さて、今日はこの登山渋滞。
人気のある山、有名な山などでは、まあまあ起こってます。
けど、そもそも登山って、
遅い人は左に避ける
早い人は右から追い越す
っていう基本ルールがある。なので、基本的に渋滞するはずはないんですよね。“基本的”には。
登山に慣れている人は、すぐに「どうぞ」って後続の人に道を譲ります。
後ろを歩いていて「いやいや俺もしんどいから」って思っていても、どんどん譲ってくれます。。。汗。こっちも辛いのに。。。譲ってくれるんですww
そして、しんどかったり、辛かったりすると、左によけたり、一緒に左によけて休憩したりするので、基本的に渋滞しない。
けど渋滞する時がある。
それはなぜか?
それは、このルールを守らない人、またルールを知らない人がいるからなんです。
遅い人は左に避ける
早い人は右から追い越す
たったこれだけなんですが、
このルールを守らない、知らない。
じゃあ何をしてるかというと、
後続がいるのに、
無駄に追い越されないように歩いていたり
後ろを気にせずスマホ見ながら歩いてたり
仲間と横に広がって話しながら歩いていたり
後続がいるのにあちこち記念撮影しながら歩いていたり
などなど。
遅い人は左に避ける
早い人は右から追い越す
このルールを守らない人、またルールを知らない人がいるからなんですよね。
そして、この登山渋滞って、組織マネジメントの停滞にも似てるなって。
例えば、
事業をどんどん前に進めようとしている人がいる中、
その人に”無駄に追い越されないように”ネガティブなコメントしたり行動したり
事業とは関係のない情報収集やネットサーフィンに勤しんだり
仲良しクラブのメンバーと和気藹々とすることに終始してたり
自分のキャリアや経歴に主軸を置いてコメントしたり行動したり
などなど。
停滞している組織に見られる社員の傾向に似てるなと。
いろいろな組織マネジメントの手法が世にありますが、組織マネジメントをスムーズにする上では、
ルールを整備する
ルールを守らせる
ルールを守っている人を称える
この辺りが原理原則なんだろうなと。
なんかそんなことを考えながら踏破した六甲連山縦走でした。