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奨学金返済事業を立ち上げます。

みなさん奨学金ってご存じですか?
一度は耳にしたことのある言葉だと思います。

奨学金とは、大学や高校などに就学することを目的に、
国や団体から受ける金銭的支援のことです。

この奨学金ですが、関連する数値で見ると、

・大学進学率は49.8%
→うち奨学金の利用率は49.6%
・平均返済年数14.7年
・奨学金の年間貸与人数は129万人
・奨学金の年間貸与額は1兆156億円
・奨学金に関係する自己破産者1万5338人
・貸付総額は9兆5000億円
・約60%程度の人の貸与額が約400万円以上
※上記は日本学生支援機構に関する奨学金の数値

となっています。

要するに、各世代の約25%が奨学金を借りていて、
約15年間をかけて返済しているわけです。

そしてこの奨学金を返済している人に話を聞くと、

・奨学金を返済しているから結婚できない/二の足を踏む
・生活を圧迫するため子供を作ることができない
・資格取得や新しい経験にチャレンジしたいが会社を休めない

などの話が出てきます。

・晩婚化
・少子化
・チャレンジしない/できない
・将来に希望を持たない/持てない

これらのすべての理由ではないものの、
これらの原因のひとつになっていることは間違いないんだろうなと。


ちなみに、この奨学金の起こりは、
昭和17年2月12日に国会に提案されるところまで遡ります。

昭和17年というと、第二次世界大戦の真っ只中。

そんな時に、奨学金の管理団体の日本学生支援機構の前進となる
大日本育英会の発足に関する提案が国会でなされています。

戦時中に提案されるほど、
それだけ国民に就学させるという行為が、
重要視されていたと言えるでしょう。

しかし今は、

大学への進学の当たり前化が進み、その大卒を採用するのが、
企業においても当たり前になることで、奨学金の返済差益がなくなった。

つまり昔は、高卒や中卒が普通・一般的であり、
大学に進学することは高等教育を受けることになるため、
大卒になると就職後の報酬差が出るため、奨学金を払うことができた。
※また給付型の奨学金(返済無し)が主だった。

しかし今は、大卒が当たり前化が進んでいるため、
奨学金を貰い大学に行くことは、単なる借金を抱えることに繋がっている。

とは言え、この奨学金が無いと、大学に進学できなかったわけですから、
奨学金は現在の経済社会において必要悪になっているんだろうなぁと。

そして、大卒を中心に採用する企業も、
「奨学金=ただの借金」の片棒を担いでいるんだろうなぁと。

調べれば調べるほど、そんなことを感じるわけです。


そこで、弊社で奨学金を返済する事業を立ち上げ、
奨学金という国策が、現代社会において意味のあるカタチになるように、
この構造を変えたい(最適化を図りたい)と考え、奨学金を返済する事業を立ち上げるに至りました。

そして今回、この立ち上げプロセスを多くの人達にも共有することで、
協力者・参画者を募り、共にこの課題を解決していきたいと考え、
以下のようなプロモーションを、2023年11月22日からスタートさせました。

▼100日後に奨学金返済事業をスタートする筋トレ社長
https://shogakukin-hensai.jp/


少し話はそれますが、
弊社グループ会社では、佐賀県佐賀市にBPOセンターを設けています。

このBPOセンターは単なるBPOセンターではなく、
「雇用創造」「人材育成」「地域活性化」をテーマに、
SDGsを推進するイノベーションの発信拠点として運営されています。

▼佐賀イノベーションプレイス(通称:SIP)
https://www.jpnoc.co.jp/news/20230524/

このSIPでは、佐賀ならではの社会課題に対して、
「社会課題×事業」で取り組みを進め、一定の成果を上げています。

・キャリア形成×BPO
・地方創生×BPO

など。

このように、特有・固有の社会課題に対して、
収益性や継続性の高い事業を掛け合わせることで、
社会課題を消す、または新しいカタチにリニューアルすることで
一定の成果を上げており、手応えを感じています。

この奨学金に関しても同様に、

「奨学金×事業」というアプローチで、
奨学金問題の解決を実現していきたいと考えています。

みなさま是非とも応援の程、よろしくお願いします。

▼100日後に奨学金返済事業をスタートする筋トレ社長
https://shogakukin-hensai.jp/

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