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ミシュランの星の店
何となくここ数年、ミシュランの星の店が話題になっている気がする。
社長という立場的なものもあり、お伺いやご紹介を頂くこともあって、何となくここ数年よく耳にする。
(ありがたいお話、ありがとうございます)
このミシュランの星の店。
・予約が取れない。
・取れたとしても数年後。
・誰かと来てからじゃないと予約できない。
→いわゆる一見さんお断り。
など。
お伺いするにもまあまあハードルが高い。
なのに、こぞって人が集まる。
そして、この現状を踏まえて、予約専用サイトのビジネス(OMAKASEやTANABOTAなど)や、この手カテゴリのメディア(東京カレンダーなど)が成り立っていたりする。
想像を絶する料理を作る料理人のみなさんはすごいし、リピートし続けてるお客さんたちもたくさんいて、なかなかすごいマーケット。
そんな中、これらのミシュランの星の店に何店舗かお伺いする中で、「いつくらいから予約取りにくくなりましたか?」とお伺いすると、ちょっと面白い回答が返ってきた。
「10年前くらいかなぁ」
という回答。
どこも、だいたい同じくらいの時期の回答が多い。
「うちは18年目なので、ここ10年くらいでやっと良いお客さんが付いて下さりました」
みたいなコメントが多いんだけど、だいたい同じくらいの時期を指す回答が多い。
↑あくまで私がお伺いして回答してくださったお店は。です。
その時ふと。
「これって人口動態も関係してるんだろうなぁ」
と。
何が言いたいか?というと、
もちろん想像を絶する料理は美味しいし、ミシュランの星に対する興味もあるんですが、それだけでの大行列なのではなくて、第二次ベビーブーム世代が今50歳前後。この辺りの人口ってめちゃくちゃ多くて、この辺り(そこそこの所得層)がこぞってお伺いするから、予約が取れないし、ちょっとしたブームになってるんだろうなぁ。と。
これってミシュランの星の店だけじゃなくて、
・ゴルフ
・ハイブランド
など。
この辺りも同じように恩恵を受けてるように感じる。
この構造って、私たちの世代が、
小学生くらいの頃は、
・公文式
・進研ゼミ
就職するくらいの頃は、
・リクルートブック
→今はナビサイトですね…。
最近では、
・フィットネスクラブ
・健康系サービス
だったりする。
週刊ジャンプや週刊マガジンがバカ売れしてたのも、私たちの世代が小学生〜中学生くらいだった時の話。
今回お話したミシュランの星の店と人口動態がどれだけ強い因果関係があるかは分からないけど、まあまあ良い線ついてるのでは?なんて思う。
そう考えると、月並みですが、
・介護
・医療
はもちろんのこと、
・終活ビジネス
・墓石、仏壇
なんかも、ちょっと変わった流行り方するんだろうなぁ。これから。
それってどんなんだろ?
なんて思う。