どうして誘うんだろ
数か月前の話。
職場の友達に声をかけられ、休日にランチに行きました。
メンツはこんな感じ。
5人全員女性。
①友達の上司
②私の上司
③ ①と②の先輩 すでに退職
④友達
⑤私
できれば断りたかったけども、それぞれ直属の上司だし、私が断ると私が好きな友達も困る。休日に重い腰をあげて出かけていきました。
結果は・・良くない方の予想にバッチリハマりました。
あーーー
あーーー疲れた。
ちなみに良い方の予想としては、3人とも明るく良い方なので、楽しい話にもなるのかな、と。
ちなみに会話量の割合はこんな感じ。
①と③で8割
②で2割弱
友達と私は、会話のわずかな隙間にニコニコ微笑みと、相槌をうちながら2時間強過ごしました。
会話量が少ないからつまらない、ってわけではないと思うんです。繰り返すようですが、3人とも良い方です。
でも例えば5人くらいまでだったら、気になりませんか?
会話量とか内容とか。あれ?この話題、あの子にはつまらないかな、とか。1人だけ喋れてないな、とか。
しかも誘っているのですから、少しは責任を感じないものかな、と。
歳の近い、話題が合う3人でランチするのが双方にとって1番良いはずなのに、なんでわざわざ後輩職員を誘うのか。
腹をたてたついでに少し考えてみました。
①ギャラリーがほしい
話は聞いてくれる人が多い方がいいですよね。気分がのります。コンサートとかだって客が多いほうが高揚する。
②自分たちの話が面白いと思っている
これもね、あると思うんです。後輩は白けているわけにはいかないので、つまらなくてもニコニコと、時には手をたたいて笑ったりもしますから、先輩は勘違いしてしまう。
③何も考えてない
想像力がない、ってだけの話しで、これが一番罪が浅いみたいだけど、一番救いようがない。
まあ、理由はともあれ、
自分が心地よくいるために、人の時間を奪っちゃだめです。
私は多分、自分が良いと思っている事柄が他人にも良い、と信じて疑わない人が苦手なんです。
例えば
陶器を作るのが趣味の方がいて、彼にとって自分が焼いた陶器は「良い」わけです。気に入っていて価値があるわけです。
自分ひとりで思っている分にはそれで一向に構わないです。
でも自分にとって「良い」は、他の人も当然「欲しい」と思っている、と信じている。
そして
「どれかお譲りしましょうか。」
「好きなもの選んでいいですよ。」
となる。
とても嬉しそうに。
本当に驚きます。
「いいえ、結構です。」なんて控えめに言ってみても、
「遠慮しなくていいですよ。」なんて言われるかもしれない。
そこはもう
「興味ないのでいらないです。」
くらい言わないと伝わらないかもしれない。
でもそんな失礼なことは普通言わないですから、いらないものを押し付けられてむっとしてしまうんです。
喜んでもらって、しれっと後で処分するのが一番賢いのでしょうが、その一連の作業も相手から被ったことで、モヤモヤする。
なんで相手のことを考えないのかなあ。
想像力の欠如。
早くこの会終わらないかな、と思いつつ、さも楽しそうに話しを聞けてしまう演技派も多いですからね。特に上下関係、利害関係がある場合は、そういう可能性が高い。
私にとって、他人を誘う、って、まずしない行為です。
誘われた場合も、気乗りしないものは結構断ります。
でも最近仕事柄、立場上、断れない状況が続いてる上での愚痴でした。
年齢を重ねて、良い人、よりも、害のない人のそばにいたいと思うようになったかな。
素敵なお写真、使用させていただき、ありがとうございます。
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