多国籍ファミリーが考える海外移住戦略
我が家はドイツに今のところ住む、スペイン人と日本人という多国籍ファミリーである。たまたまドイツに住んでいる時に息子という新しい家族の一員を迎えたわけだけれど、このままずっとドイツに住み続けるかははっきり言って定かではない。
むしろ、色々な要因から他の国に移住する可能性を今探っているところ。
勤務先の同僚には同じような境遇の多国籍家族な人が多い。その中の一人と今後の海外移住戦略について語り始めたら、昼休憩を大幅にオーバーしてしまった😅
ちなみに彼は南米出身。彼の妻はEUに加盟していないヨーロッパの国出身。EU加盟国出身だとEU加盟国内の移住は比較的しやすいが、そうではない彼らは慎重に今後の移住先を検討しているらしい。参考になった点をいくつか紹介。
移住国比較表を作る
住んでみたい国の候補リストを作り、自分たちが住む上で重要な点をポイント化して、合算していく。例えば、その国の安全性や教育の質、滞在許可の取得のしやすさ、給料レベル、などなど。
ちなみに、彼らのリストではドイツやスイス、北欧諸国に英語圏の国々を比べたそう。ダントツの最下位はアメリカ合衆国だったとのこと。彼の妻はアメリカに住みたい気持ちがあったけれど、移住先比較表をみてアメリカ移住は潔く諦めたと言っていた。
収入源を確保しておく
移住するなら切って切り離せないのが、収入源。仕事の有無だ。移住するとなると、新しく住む場所や子供の保育施設・教育施設を探さなければならずただでさえ大変。
これに仕事探しも加わったら、生活の不安定さが増してしまう。そのため、収入を確保しながら移住するのが安心だ。
今や、テレワークを導入する企業が増え、オフィスに出社しなくても仕事がしやすくなった。
おかげで、今の勤務先ではヨーロッパ圏内であれば移住して働くことを認めてくれるようになった。ヨーロッパの他の国へ移住するとなっても、今の仕事を辞めずにいられるのである。
海外移住をするためには収入源を確保しておくのが重要だよね、と同僚の彼と話したのであった。
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紹介した二つは、海外移住に限らず、移住を検討する際に重要になってくる点ばかりだと思う。どなたかの参考になれば幸いである。