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今後マルチリンガル育児で取り入れたい事
バイリンガル育児の本を読了したので、メモを残しておきます。
読んだ本
読んだ本が、こちら。
https://www.amazon.de/Maximize-Your-Childs-Bilingual-Ability/dp/4908629013
実際にバイリンガル育児をしている、教育者である父親によって書かれた本です。英語の本ですが、著者が広島在住ということで、日本での育児の例がいくつか出てきました。
著者とバイリンガル子供について
著者は、アメリカ出身。二人の子供がいるが、日本で生まれ、日本で教育を受けているので、英語は第二言語。英語が母国の著者は、子供たちに、母国語レベルの英語を身につけて欲しいと思っている。
バイリンガル教育に大事なこと
この本で、子供をバイリンガルに育てるために重要と強調されていたのは、こちら。
「第二言語に沢山触れさせること」
質も大事だけれど、量も大事。あらゆる手段を使い、主要言語ではない、第二言語に触れさせる、利用させる機会を作ること。
そして、子供をバイリンガルに育てたいと親が望むのであれば、その目的を達成させることを最重要事項とし、最大限の努力をすべき、とのことでした。
もし、子供に母国語レベルで第二言語以降の言語を話してもらいたいと思うのであれば、それ相応の労力が必要となってきます。
取り入れたいと思ったこと
この本では、上記を達成するために、いくつか著者が取り入れていることが紹介されていました。いくつか、実際に取り入れたいと思ったことがあったので、紹介していきます。
第二言語の本を充実させる
家に、小さな図書館を作るつもりで、とにかく出来るだけ数多くの、第二言語で書かれた本を揃えよう、とのこと。
もちろん、住んでいる場所によっては、安易に目的の言語の本が手に入らないことや、金銭的に難しいこともあるでしょう。
その場合でも、工夫して、出来るだけ紙の本を、そして子供の言語能力に合わせたものを揃えることを勧めていました。
著者は、同じような境遇の家庭と本を交換したり、自分で子供向けのお話を自作したり、と工夫していたようです。
宿題の時間を作る
著者は、子供たちが小学校に上がる前から、英語での宿題の時間を作っていたそう。この宿題の時間では、英語を読んだり、書いたり、と英語に触れる時間を定期的に作るために始めたとのことです。
日本語と英語が全く違う言語のため、また日本語の読み書きの学習が学校で始まると、英語にさける労力が減ることを見越して、早めに始められたそう。言語と子供の状況に人よってはここまで早く開始しなくても良いとは言っていましたが。
1日15分でも、続けることが大事、とのこと。働きながら、子供たちに自分で宿題の習慣を続けさせるのは、親の方も気合いを入れて取り掛からなければ、続けられないだろうなあ、と思いました。