受け手の自信の作り方

見た後に"これで合ってたのかなぁ?"と不安になる可能性が高くて、VR難しいなと思いました。

美術館ではタイトルや解説を読めば、なんとなく正解な解釈を出来ている気がします。

映画「渇き。」を見た時には唖然とした後に、"劇薬エンターテイメント!"のキャッチコピーを見て納得することができました。

長年のやり方で適切なガイドが世の中に設置されているよう感じます。


『Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験』@お台場科学未来館に行ってきました。

3つめのコンテンツにおいて、"自分の立ち位置が正しかったのかどうか"が気になって、楽しみが半減しております。

(展示の内容はこの記事がまとまっています。http://www.moguravr.com/bjorkdigitalvr-repo/)

                       ©JREWIND VR

まばゆい光の粒子でできた蛾の女が歌いながら大きくなっていきます。そして取り込まれていくような感覚、になる映像です。


私は映像の中でこの蛾の女と同じ位置に立っていました。常に蛾の女の中にめりこんでます。

まばゆい光を放つ蛾の女の中にいるのは、謎の不安がある、かつ、映像の全体像掴めませんでした。

これは私の立ち位置がおかしいのか・・・!?蛾の女の正面から見たい・・・。 となってました

後でスタッフさんに聞いたら合ってるそうですが、

一度"あれって間違ってたのでは?"と思うとその疑念が離れません。


導入でどこに立つべきか足跡で示してくれた他のゲームを思い出しました。

正解だと思えるきっかけがほしかった・・・。


何かに対して「わけわかんなかった」って受け手がいってるときは(時々褒め言葉だけど)、解釈や参加するきっかけがなさすぎてるかな、と感じます。

私がおすすめして一緒に行った場合であれば事前にもう少し情報を伝えるべきだったと反省します。


とりあえず、わけわからないとかこれ間違ってる?って思わせないような仕組みは大切だと思いました。

でも展示は好きで行ってよかったと思います。

何が言いたいかというと、伝わらないってやだな、と思いました。

(感性が鈍いといわれたらそれまで・・・。)


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