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読書界隈はいい人が多い?
最近、こういう言葉を聞くことが多い。
本当にそうだろうか、考えてみた。
確かに、私のフォロワーさんは何かを強く批判したり、強い言葉を使う人は少ない。
でも、時折「うわぁ…」と思うような人がいるのも確か。
そして、私も最近は矢印が自分に向いていて「自分勝手すぎる…」と思ったり、今の自分暴走しているなと感じることが多い。
自慢じゃないけど、私は結構多くの本を読んでいる。(と思っている)
小説もそうだけど、ビジネス書も自己啓発本も読んでいる。
人の気持ちに寄り添おう!みたいな本も読んでいる。
なのに、自分勝手な私が出てくることもある。
以前の私はもっと酷くて、周りに当たることも多かった。
自分を正当化して、「話してもわからない」と匙を投げることも多かった。
色々勉強して、そういうことは少なくなったけど、さっきも書いたようにたまにやばい自分がまだ出てくる。
どちらの私も本はたくさん読んでいるのに。
そして、過去の私の最もやばいことは
「本を読んでいるから私はあなたの知らないことを知っている」
と傲慢になっていたこと。
確かに、読書をしていて得られた知識はたくさんある。
見えなかったものが見えるようにもなった。
でも、それはたった一部で私はまだまだ知らないことはたくさんあるし、実践できていないこともある。
余裕がない時は特に暴走してしまいがちになる。
最近のネットでは自分の見たい情報が優先的に流れてくるようになっている。
なので、自分の見えないこと、見ようとしていないことは昔に比べて目にする機会は少なくなっている。
「読書界隈がいい人たちばかり」なのではなく「あなたの周りの人がいい人たち」なだけかもしれない。
あとは、同じ「読書」という趣味・好きいなことについて語り合っているから、そんな人が現れにくいのかとも思う。
私には趣味が野球観戦のお友達がいる。
その子は本を読まないので「本好きって上からな人が多いよね」と言われることもある。
「それはあなたが会った本好きの割合がそうなだけで、全員がそうではないよ」
と伝えたけど話が平行線になりそうなのでやめた。
反対にスポーツに全く興味のない読書好きが、「スポーツなんて見る意味がわからない」と批判することとこれは全く変わらない。
何にせよ、私のように「本を読んでいる人は知見が広く深い」と思い込んでいると大変なことになる。
私もまだまだだなあ。
気づいたからセーフ。成長は気づくところから。
好きなものが同じだと批判は生まれにくい。
なのでそういった変な人に出会いにくい。
そこで「こいつやばいぞ…」と思う人は本当にやばい人だと思う。
知識を広げることも必要なことだけど、その知識は使ってこそ意味があるもの。
私はまず、自分を整えます。(最近頭でっかちになりすぎていた)
あなたの読書界隈のイメージってどんな感じ?