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「ごめんなさい」はなんのため?

少し前、1番上の子(現在小3)が
体調不良を訴えることが多かった。

お腹痛いから学校に行きたくない。
授業がまともに受けられなくて、保健室に行く。
帰りに先生に着いてきてもらうこともあった。

最初は、病院に行って薬をもらったり
学校を休ませたりしてたけど
あまりに長く続く。

「もしかしたら末っ子が生まれて
甘えたい気持ちが出てるのかな?」

と思い、1番上の子と2人の時間を作ったり
いろいろ話を聞いてみたけど効果はない。

学校の先生に聞いてみると
・午前中は元気
・好きな授業の時も元気
・体育は普通に受けられている
・午後になると腹痛を訴えることが多くなる
・少し前に友達を揉めた

うん。
これは、友達関係で何かあったな?

もう少し様子を見てみようと思ったけど
先生が下校に着いてきてくれたということがあって
これ以上、先生に迷惑をかけるわけにもいかないな
ということで子どもに話を聞いてみた。

「友達と何かあった?」
「う〜ん…」
「や、ママ別に怒ってるわけじゃなくてね
最近、学校楽しくないのかなって思って
前みたいに楽しそうに行ってないからさ」
「なんか、前一緒に帰ってた友達と一緒に帰れなくて」
「それはどうして?」
「2人とクラスが別だからかなぁ。
あと、2人は結構遊んでるけど
〇〇(私の子)は遊んでないから話に入ってけない」

あーーー、女子3人かーーー。
3人って難しいよなーーー。

「そういえばさ、この前△△ちゃん(上に書いた2人のうちの1人)と
少し喧嘩したって聞いたけど、仲直りできたの?」
「うん…、その子と一緒に学校に行ってる」
「学校に行くときは話してくれるんだ」
「話してはない」

ん?どういうこと?
仲直りしたんじゃないの?

「え?どういうこと?
仲直りしてるんだよね?」
「うん…」
「仲直りはしたけど、話はしてないの?
それ一緒に学校に行ってるって言えるの?」
「でも、学校には一緒に行ってるし…」
「ねえ、もしかしてだけどさ…
あんた、友達に謝ってないんじゃないの?」
「え、うん」

もう〜〜〜〜〜!!!!!!!
DOUIUKOTO ⭐︎

1人目いわく
その子と喧嘩した。
喧嘩の原因はウチの子がその子に
「ぶりっこ!!!!」
と言ったこと。

1人目に悪気はなかったけど
言われた子は傷ついたみたいで
その日は走って家に帰ってしまい
それ以降ギクシャクしていたよう。

「それはさ…
〇〇が謝ってないから△ちゃんはあんたのこと
許してないんじゃないの?」
「………」
「さっきも言ったけど別にママ怒って言ってるわけじゃなくて
このままギクシャクしたままでいいの?」
「それは嫌だ」
「じゃあ最初から少し整理しようか」


「まず、なんで『ぶりっこ』って
言っちゃったの?」
「特に何も考えてなくて
思ったこと普通に言っちゃった」

うん、そうね。
あなた、そういう空気が読めないというか
相手のことを考えない発言結構多いね。

「それはさ、いいと思ったの?」
「最初は、何も考えてなかったけど
帰っちゃったのみて、ダメなことだったなって思った」
「うん、そうだよね」

「じゃあ、ダメなことしちゃったなって思ったなら
なんですぐにごめんなさいって謝れなかったの?」
「許してくれないと思ったから…」

なるほどー…?

まあなー、確かになー
自分が明らかに悪いってわかってて
謝るのって勇気いるよね。

「んー、それは確かに怖いよね。
うん、ママもそういうことあったからわかる。
じゃあ、ごめんなさいってなんでいうと思う?
「許してほしいから」

んーーーーー!!!惜しい(?)
惜しいというか、少し自分勝手な考え方だよなあ。
自分に矢印が向いているというかなんというか。
少し相手の気持ちに矢印を向けてほしいと思ったけど
うまく説明できない。

そう思った私が頼った先は
「chat GPT」
便利な世の中になったものだ…。

「小学校3年生にわかるように
謝罪の必要性を教えてほしい」

chat GPTさんの回答がこちら↓

謝ることの必要性を小学校3年生にもわかりやすく説明しますね。
(中略)
謝ることは、「ごめんなさい」という気持ちを伝えることで、相手に自分が悪かったことを認めているということです。

謝るとどうなるかというと:

1. **友達の気持ちを大事にする**:友達は、自分の気持ちをわかってくれていると感じ、少しずつ気持ちが落ち着くかもしれません。
2. **仲直りしやすくなる**:謝ることで、友達と仲直りするきっかけになります。お互いにまた楽しく遊べるようになります。
3. **自分もすっきりする**:自分が間違ったことを認めて謝ると、自分の心もすっきりして気持ちが良くなります。

だから、もし何か悪いことをしてしまったら、勇気を持って「ごめんなさい」と言うことが大切です。それが友達や周りの人と仲良くするための大事な一歩です。

わっっっっっっかりやすううい。

ありがとうAI。
ありがとう文明。

ということで
主に1について話した。

「もしさ、ママが〇〇に嫌なことして
その後、謝りもしないで普通に話しかけたら嫌じゃない?」
「嫌だ」
「謝らないで普通に話しかけてきたら許せる?」
「許せないと思う」
「今、△ちゃんはその気持ちなんじゃない?
私に嫌なことしたのになんとも思わないの?
って思ってるんじゃない?
だから、ギクシャクしたまんまなんだと思うよ」

「許してほしいって気持ちも大事。
仲直りしたいって気持ちも間違いじゃない。
でも、友達に嫌な気持ちになることをしちゃったなら
まずは謝らないと、友達は嫌な気持ちのままじゃん。
それでいいと思う?」
「よくない」
「じゃあ、まず何したらいいと思う?」
「謝る」
「そうだね。もしそれでもうまくいかなかったら
また、話は聞くから。
うまくいかなかったらまたその時考えよう。
1人で謝りに行ける?」
「やってみる」
「OK、がんばれ」

そんな感じで、次の日の朝
お友達に謝ることに。

その日は1日ソワソワしたし(私が)
学校に行く前、1人目はすごい緊張した顔してるし
でも、ここは私が出ていく場面じゃないし…
みたいな複雑な気持ちで過ごしました。

帰宅後、めちゃめちゃ笑顔で
「ちゃんと謝れた!仲直りもちゃんとできた!
でね!今から△ちゃんと遊んでくる!!!」
とのこと。

よかったじゃーん!!!!泣

そんな感じで
学校にも報告と今までのフォローのお礼の電話をし
相手の子の親に連絡をし(一通りの流れを)
無事に解決したんですが…。

小学生!!!
教えること難しいな!!!

なんか、今までは
これ1つを教えたらOKみたいなことばっかりだったけど
(挨拶・マナー等)
これからはこういうことが多くなってくるんだろうなと‥。

言うなれば応用編?

むずーーーー。

小学生になって
いろいろ自分でできることが増えてきて
お世話という面では負担が減ったけど
これからはきっと
頭を悩ますことが増えるのかな‥
みたいなね。

てかね、
今回はchat GPTさんのおかげで
スムーズに子どもに教えることができたけど
昔の人はこういう道徳的なことを言語化できない時は
どうしていたんだろう…。

なんて疑問が出てきたり…。

前の記事にも書いたけど
いろいろ悩むことは複雑になってくるけども
その度に子どもの最適解を一緒に探していこうと思います。

いつでも子どもに
まっすぐ向き合えるような母親でいたいなあ。

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