絶唱
今日もありがとうございます。
今回も恒例読書感想文のお時間です。
そんな今回はこちら
やっぱり大好き湊かなえ小説。
阪神淡路大震災の被災者4人が、それぞれの事情を抱え辿り着いた南洋の島。
ここから、また物語が始まる。
といった内容なのですが。
私が経験したのは、東日本大震災。
経験したと言っても、家が揺れたくらいで特に被害はありませんでした。
だからか、どこか遠いことと思っている節がありました。
震災はすべてを変える。
実際に経験してるわけではないし、本当にこの小説を読んだだけではあるんですが、本当にすべてが変わってしまうんだなと。
そして、そこにはそれぞれの思いや葛藤。悲しみ、悔しさがあって。
被害が最大限だったから、とか
少し離れてて被害は抑えられていたとか、そう言った次元での話ではないんだなと感じました。
自然災害が多い日本に住んでいて、これから何があるかわからない。
なにか起きたときに、自分には何ができるんだろう。
そんなことを考えさせられる1冊でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?