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“エコロジカル・フットプリント”を減らす活動

Acqua dell’Elbaは、以前から何度もお伝えしているように、
フレグランスブランドとしてだけでなく、
環境に配慮したあらゆる取り組みや、環境保全活動を行っている。

数日前には、エルバ島のポルト アズーロにて、
「Comitato Riduci l'impronta / エコロジカル・プリントを減らす委員会」
と共に、環境の持続可能性と海洋保全に関する活動が実施された。

エコロジカルフットプリント(Ecological Footprint)とは
人間が生活する上で自然資源や環境へ与える負荷を、地球の面積に換算して表す指標であり、「地球の自然生態系を踏みつけた足跡(または、その大きさ)」という意味が込められている。

人々が使う土地や水、食べ物などの資源、電気などのエネルギーは自然由来のものがほとんどだが、一方で、自然資源の使用量が過剰になると、地球環境は破壊され持続できなくなる。
エコロジカルフットプリントを算出すれば、地球上の資源のうち、どの程度の割合を人間が使っているのかを認識できる。

https://accel.e-dash.io/article_0121/


現時点で、世界のエコロジカル・フットプリントは、持続可能なレベルを超えており、地球上の資源を過剰に消費しているという。

地球が回復できない水準に達する前に、持続可能な世界を目指す取り組みをしなければ、大切な自然環境を残すことはできない。

地球保全のためにも、エコロジカル・フットプリントを削減することが重要課題であることから、
環境保全活動の中でも、特に海洋保護に力を入れているAcqua dell’Elbaは、海とセイリングを愛するヨットマン、ヨットウーマンと共に取り組みを開始した。

Photo by「Acqua dell’Elba 公式Facebook」

海を愛する者同士が協力し、海洋保全について互いにアイディアを出し合い、ビーチと港湾地域の清掃活動を行うなど、かけがえのない海の未来の為に一丸となる。

清掃活動を行うヨットマン、ヨットウーマンたち

自分たちで残した足跡は、自らの手で消していこうと立ち上がり、行動を起こす。
心から島を守りたいと、積極的に活動に取り組む人々の生き生きとした表情からは、
自分たちの住む島への強い愛情と、固い絆さえも感じられる。

私がエルバ島に惹かれる要因の一つは、その様子に羨ましさや憧れ、尊敬を感じるからかもしれない。

Acqua dell’Elbaのフレグランスには、
エルバ島の美しい自然のすべてが閉じ込められていると同時に、
自然と人との繋がりの温かさも、香りのエッセンスに込められているように思えてくる。

島を愛する人々の手によって守られている自然のハーモニーからなるAcqua dell’Elbaのフレグランスは、
やはり私にとっては特別であり、
今後も大切に使い続けたい宝物だ。

参加者たちのキラキラした表情が
とても美しい

【世界の国別エコロジカル・フットプリントランキング】を発表しているGlobal Footprint Network『Open Data Platform』によると、
日本は1人あたりのエコロジカル・フットプリントが、世界平均よりも高く、
生産や消費によって大きな環境負荷を与えている現状にあるとのデータが出ている。

勿論、日本とエルバ島では規模は全く違うが、
それでも同じ島国である日本に住む身として、
小さなことからでも、もっと互いに協力しながら自らの住む島を守る意識や行動を心掛けられたらなと、
Acqua dell’Elbaの取り組みを見て、改めて強く感じた。


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