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メンズラインの香水に惹かれる

韓国のAcqua dell'Elbaの店舗へ行き、以前とは香りの好みが少し変わっていることに気付いた。

それがメンズラインの香水に惹かれるという新たな発見。

Acqua dell’Elbaでは、ギフトにオススメの15mlの香水が5個セットになったボックスが販売されている。

15mlが5個セットのボックス

基本のボックスはメンズとウーマンに分かれているが、
店頭では自分の好みに詰め合わせてオリジナルのボックスを作ることができるとのことで、
お店に並ぶ香水を順に嗅いでいった。

そこでまず「これがいい!」となったのが、ブランドを代表する人気高い香り
【Classica Fragrance for Men】

クラシカのメンズ香水だった。

「CLASSICA」のメンズとウーマン

フレッシュなマリンの爽やかで清々しさを感じる香りは、女性がつけても違和感なく、
ユニセックスで使えるとのことだったので、まず一つ目はこの香りをチョイス。

そして、次にまたいくつか香りを嗅ぐ中で印象に残ったものの詳細を見てみると、なんと!
【Blu Fragrance for Men】

今年の夏の思い出を共にしているブルーのメンズ香水だった。

心も体もフレッシュな気分にしてくれる
「Blu」メンズ

現在ブルーのウーマンを使っているが、
エルバ島の海の優雅で鮮やかな様子と、その奥に眠る雄大な静寂を表現した香りのブルー。

ウーマンはシーリリーやジャスミンのフェミニンで上品な香りが特徴で、
メンズはオレンジやマンダリンのシトラスに、ウッディが効いた香りだが、
まさか、メンズのすっきりキリッとした香りに惹かれるとは…
自分で自分の好みの変化に凄く興味が湧いてきた。


そして3つ目で少し悩んでいたところに、店員さんから勧められたのが【Arcipelago】の香水。
ウーマンとメンズの両方を嗅いでみたが、やはり惹かれたのはメンズ。

華やかな中に
地中海の力強さを感じる
「ARCIPELAGO」

その香調は

トップ : セージ、ペッパー、ローズマリー
ミドル : スズラン、ジャスミン
ラスト : シダーウッド、サイプレス

で構成されてあり、
エルバ島の自然を表現した力強くも華やかな美しさのある香りとなっている。

これで5個選ぶうちの3個がメンズとなったが、さて残り2つは如何に?!
というところで、目に入ったのが
【Smeraldo Fragrance for Women】

スメラルドという香水だ。

以前、私の記事を読んでくださった方から、
『スメラルド』の香水をお嬢様に贈りたいが、どこで購入できるか教えてほしいとの問い合わせをいただいた。

Acqua dell’Elbaの香水は、公式サイトから日本への販売は行っていないため、
並行輸入で販売されているものか、現地のショッパーの方に依頼するしか方法はない。

少しでもその方のお力になれたらと、日本で並行輸入販売されているサイトを探したが、
『スメラルド』は品切ればかりで、なかなか見つけることができなかった。

最終的にはご本人が海外のショッパーさんに依頼をし、無事にお嬢様のお誕生日に贈ることができたとのご連絡をいただいたが、
その出来事があって以降、この香水には特別な想いを抱いている。

そして韓国でようやく『スメラルド』の香水と対面し、その方を思い浮かべながら香りを嗅いだ。

イタリア語で「エメラルド」の意を持つ通り、美しいエメラルドグリーンを放つその香水は、
光り輝くエルバ島の海に漂うやさしい風と、心落ち着かせる穏やかな情景が表現されたエレガントで柔らかい香りだった。

お嬢様のお誕生日に贈られたお母様のお気持ちを感じ、胸が熱くなる瞬間だった。

そうして、【Smeraldo Fragrance for Women】が、4つ目の香水として箱に詰められた。

特別な想い入れある「Smeraldo」

さて、残すは最後の一つ。

あまり複雑に考えるのをやめ、原点回帰ということで、Acqua dell’Elbaと初めて出会った時に心惹かれた
【Classica Fragrance for Women】

クラシカのウーマン。

メンズもウーマンもフレッシュなマリンの香りだが、
メンズよりも華やかで繊細なフローラルの香りを持つウーマンは、
フィレンツェで初めて出会った時のことを思い起こさせてくれる、
やはり私にとってはなくてはならない香りだなと、最後の一つが詰められた。

これにてオリジナルのボックスが完成。

メンズの香りに惹かれるようになったのは、
元々思考や感覚が男性的だったのが、さらに男性寄りになったか?
なんてことを思いながら、
この変化を楽しんでオリジナルボックスを詰めていくのは
とてもワクワクと心躍る時間だった。

最高の宝物

う~ん!
眺めているだけでこんなにも幸せになれるものが他にあるだろうか?

どんな高級レストランでの食事より、
どんな高価なバッグより、
どんな光り輝くジュエリーより、

私にとっては最高に特別な自分への贈り物であり、
大切な宝物となった。

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