見出し画像

【540kmは離れすぎだな】と思うこと

ここから540km。
新幹線だと2時間ちょっと。
車だと7時間くらい。
歩くと一睡もしないで5日間。

そんな遠い話でもしようと思います。

普通に生きてきたので、
普通に恋愛もして、
普通じゃないこともあったりして、
でも基本的には普通に、
いつか1人じゃなくなる時も、
きっと普通に、、、

じゃあ、今度の日曜日ね

って、予定を合わせて
今度の日曜日に顔を見られる
そんな普通が訪れると思っていた。

けど

今度は…いつかなぁ…

って、別れるのは結構酷なわけです。

最初のころは毎日毎日電話もして、
時間をひたすら埋めていたけれど、
2年も経つと、ある意味での慣れとか、
お互いの中での流れが出来てきて、
仕事もしているし、リズムのズレとか、
タイミングとかが合わなくなってきて、

遠距離は何故続かないのか?

と思ってきた疑問を、
身をもって体験しているわけであります。

多分、別れるのになんの理由もなくて、
ただ、驚くほど平たい感じになっただけで、
別に嫌いになったとか、喧嘩したとか、
全くそんな事もないんだけど、
ずっと真っ直ぐな道をひたすら歩いている途中で、
ちょっと曲がったり、坂があったりして、
途中で花が咲いてたり、コンビニに寄り道したり、
そう言う事が、この人と道には無くなって、
たまにする電話も、その一本道の中に組み込まれてしまって、
きっと毎年桜の木が生えていた場所にも、
もう花は咲かなくなってしまって、
少し砂利道だったりして、石が転がる音が鳴っていたのも楽しかったのに、
道なのかも分からなくなって、
歩く必要もなくなって、
歩かなくなる時が来たら、
それが合図なのかもしれない。

あ、待って!!
既に終わりを告げた人の話みたいなってる笑
平坦な道は歩き出しているかもしれないけど、
歩くことはやめてない。

それが良い場合もあって、
それくらいが丁度いい人もいるかもしれないし、
がんじがらめの方が嫌な場合も、
これがお互いに良い距離感な人もいると思う。

忙しいとか、時間が合わないとか、
何につけても

仕方がない

という言葉は絶対で、
仕方がないでしか処理できない事が出てきてしまう。
その時に、その仕方がないを否定しないで受け入れる事が、
道を歩き続けるためにはどうしても必要かもしれない。

これがなかなかにして難しい。

他に、その仕方がないを許容するための何か、
趣味とか、仕事とか、、、
それがあれば1番良いのだけれども、
それも…なかなか…ねぇ??

で、1番手っ取り早いのが新しい出会い。

しんどさを容易に打ち消してくれるし、
なんなら、平坦な一本道をジェットコースターに変えてくれる。
人は新しい刺激に弱い。
私も弱い。
しかも、新しいと刺激がセットなんて、
あまりに魅力的過ぎて恐ろしくもなる。

きっと、そこに行き着くまでも色々あってそうなるんだろうから、空腹以上の最大のスパイスが降り掛かっていて、
それはそれは映画やドラマさながらのストーリー展開になること必至なんだろうなぁ。

分かる。

分かるけど、
それはもう必要の無いことで、
外になんか向いているよりも、
面と向かってぶつけて、ちょっとでも目を合わせて貰えた時の方が断然効果がある。

そうこうしながら、あっという間に時間は過ぎて、
どんどんと歩みもゆっくりとなってきて、
そのうちきっと慣れてくるよ?
って、言っていたことがただ本当になっただけで、
大人なんてそんなもので、
私の変わらない恋愛脳もそろそろ更新していかないとなぁと思っている。

1人でいるのとあまり変わらない事を
上手に受け入れていかなければ。

一瞬そうでは無くなった瞬間を引きずると、
悲しくなったり寂しくなったりするのは、
もう仕方がないことで、
仕方の無い事を上手く受け入れながら、
私たちはのんびり
でも真っ直ぐ
手だけは繋いで
進んでいこうと思う。


本日も最後までお付き合いいただき、
有難うございました。
それではまた明日!
あーとん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?