2023年10月12日のこと 季節の色はもうないの?、海藻くろも、ジャニーズ会見など
寒さで目覚めた朝。日本から大好きな秋がなくなってしまった。10日前はクーラーをつけていたのに、今じゃ、毛布にくるまって寝ている。
洋服の衣替えが難しい。季節とのマッチ、が、感覚的にわからなくなる。あと、いつから白色は秋冬にも着れるようになったの?今更ながらに思う。
たしか、若かりし頃観たブラックコメディの映画の中で、秋に白い靴を履いていたために、サイコパスなママがキレて殺害してしまう、という話があった。あれ、なんの映画だっけか、思い出せない。
グーグル先生に聞いてみた。アメリカ、映画、ブラックコメディ、殺人で検索してヒット!
「シリアルママ」でした。1995年の映画だよ。
「シリアルママ」と白い靴で検索したら、2013年のyahooのQ&Aに「先ほどシリアルママという映画を見ていたら、主人公が「秋に白い靴は駄目なのよ!」と怒るシーンがあったのですが、意味がわかりません。 何で秋に白い靴は駄目なんでしょうか? 他の白い物は 良いんですか? ちょっと気になるので教えてください」の質問があった。
質問の答えには、「レイバー・デー(9月第1月曜日)以降、秋冬は靴に限らず白い服は身につけてはいけないらしいです。アメリカの古いしきたりで、白い服=夏の服だから来年まで身につけてはいけないということみたいです」とのこと。
そっか、2013年の若者は、もはや色と四季の関係は考えないのか。わたしが「シリアルママ」を観た頃、たぶん、90年代は、日本でも白いパンプスやカバンやストール、ボトムスなどは秋冬はNGだって感覚、まだデフォルトだったな。
で、模様替えで悩んでいる。薄手の木綿のブラウスワンピース、薄い生地の長袖は一年中着ていいものか?水色と白色の縦縞ブラウスとシャツワンピはどうなのか?と。
やはり衣替えでしまうべき?薄手ではあるが、インナーとしては着られそうだけど。白やパステルカラーは、もうダメか?
秋と言えば、茶色をはじめとするアースカラーやボルドーなどの秋色の服が主力となる。でも、それも近年は崩れている。色と季節ってもはやボーダレスなのかな?雪のイメージからなのか、冬に白い服着るひとも最近、多いし、売られているし。
昭和が染み付いているわたしは、白いパンツとスカートはとりあえず洗濯してしまうことにした。
一方でお気に入りのTシャツは長袖のカットソーの上に重ね着をして、その上にジャケットやカーディガンを羽織り、一年中着ている。途中でやめるのシャツもそうだ。だから、意外に半袖Tシャツは一年中、クローゼットにいる。
今朝のNHKあさイチは、ぎばちゃんこと柳葉敏郎さんがゲストで秋田県人も知らない秋田の魅力特集をしていた。ぎばちゃん、いま、朝ドラに出ていて、秋田弁じゃなく大阪弁喋っているのが気になっていた。
秋田は、ネバネバ好き県民だとかで、納豆汁とか高級納豆とか、納豆をよく食べるそうだ。納豆と言えば水戸だけど、最近、水戸市民の納豆消費量は減ってきてピンチ中なんだよね。
秋田のネバネバ好き、レア物の「海藻くろも」が紹介されていて気になってしまう。ネバネバシャキシャキらしい。秋田県は本当にいろんな未知の食材があるんだな。くろも食べてみたい。
ジャニーズ会見の余波が続いている。その裏で、宝塚歌劇団の団員の自死といじめ疑惑の話がネットではうごめいている。朝ドラでは、主人公の笠置シヅ子が歌劇団の中でしごかれまくっているからシンクロ。
ジャニーズ会見のアレコレ、違った視点で思うところ多々あり。記者指名NGリストの紙を、なんで表にしたまま持ち歩き、カメラで撮られてしまうんだろう。脇が甘すぎ。
イノッチの発言が責められているけど、イノッチは、ギスギスした空気に弱いタイプなのかも知れないと思った。わたしもギスギスした雰囲気が苦手で、あの場にいたら、自分の立場を忘れて「場」を落ち着かせるために、似たような発言をしてしまうかも。
司会者を責めるのもお門違いで、プロならば、依頼者の意図に従うのが仕事。雇われの身分で、独断では動けない。それでもかなりの荷が重い仕事だと想像すると、わたしならメンタルが保たない。風貌が変わりすぎていて気づかなかったけど、今回の司会者は、のど自慢大会の司会をされていた松本アナじゃないですか。彼は東日本大震災の日に福島にいて、その後、メンタルをやられてしまい休職、アナウンス業から身を引いていた。今は独立して、アナウンサー業に復帰したけれど、今回のことでマスコミに追われたり、色々好き勝手に書かれたり、過剰に批判されたりしているから、心配してしまう。
「罪のないものだけが石を投げよ」というヨハネ福音書の一節が浮かぶ。自分だったら、、、と考えるのは生きる上で基本だけれど、今回のジャニーズ会見は、このひとの立場だったら、あのひとの立場だったら、といろんな角度から考えてみると、見える景色がどんどん変わった。SNSで好き勝手に批判しているひとも、自分だったら、、、とまずは考えてみたら、そうそう「言葉」は放てまい。