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メルボルンに魅せられて

2ヶ月ぶりのnote更新になっちゃいました。あおいです。今年1~3月にオーストラリアのメルボルンにノマド留学の後、予期せぬ形で帰国になりそこから悶々とした期間が気づけば半年経ってしまいました。

自分自身で考えるだけでなく、いろんな方に話を聞いてもらい、時には厳しい言葉ももらい、やっともう1回メルボルンに渡航することが決められたのはついこの前のことでした。

甘くない現実を見た

前段にも書いたように、今年の1~3月私はメルボルンで一定期間を過ごしました。よく直近のニュースで、
出稼ぎに行ってる若者!
飲食のアルバイトで月収40万超え!?
みたいな文字を見ます。

が、現実はもう一層深く現地の状況を見た方がいいと感じました。世界中でオーストラリアの高賃金はニュースに取り上げられ、日本だけでなくアジア諸国、もっと言えば南米や欧州からも夥しい数の人々がオーストラリアに来てました。

街を見るとウーバーの配達員だらけ。この状況が何を意味しているかはすぐに分かりました。仕事を探してる人の数と求人の数が違いすぎてる、つまり仕事がないんです。

物価は体感日本の2~3倍ほどで、仕事が見つからず、働けず、貯金を切り崩し、日本に結果的に帰国していく日本人を何人も現地で見ました。現実はそんなに甘くないですね。

生活する難しさを知ってしまったが故に、帰国してからもう1回渡航しようとする腰がすごく重たくなってしまったんです。

また目的を探してしまった

"現地で生活がしてみたい"だけの想いで渡航した今年の初春。目的は果たしたと言われれば、一定期間の生活は経験できたので、今度は「もう1回渡航する目的」を必死に探していました。

日本には家族も、住む場所も、友人も、安心して何不自由なく生活ができる環境がある中で、なぜ私はもう1回渡航するのか?をずっと悶々と考えてました。

正直5.6月はもう行かなくていいかなって思ってたんです。今で十分ストレスフリーな生活が送れてたので。

目的を探さなきゃって考えすぎてしまっていたんだと思います。

明確なきっかけはない

再度のメルボルン行きを決められたのは7月中旬でした。明確なきっかけがあった訳ではないです。

でも自然とそうなった訳でもなく、気づいたらビザを取得していました。もしかしたら後戻りできない状況を自分で作りにいったのかもしれません。

それでも相談に乗ってくれた方、厳しい言葉をかけてくれた方、ゆっくり考えてもいいんじゃないと寄り添ってくれた方、全員に感謝しています。きっと一人で考えていても出せなかった答えだったと思うので。

メルボルンの街に魅せられた自分

次メルボルンに渡航するのは実は3回目で(笑) シドニーやゴールドコーストなど他の都市には目もくれず、メルボルンだけがずっと選択の中にありました。

何度見ても綺麗でまた来たいと思わせてくれるメルボルンの街並みに、私は知らず知らずのうちに魅せられていたんだと思います。

昔から「直感」という言葉や感覚はあまり好きではありませんでした(他の人ではなく、あくまでも"自分"が直感で動くことが好きじゃなかった)

直感って、なんて曖昧で根拠もなく、無責任な感情だろうって思ってたんです。

でもそんな私が直感的にメルボルンを選び、また帰ってくると直感で感じ、また直感的に渡航することを決めている状況。言語化はまだ難しいですが、メルボルンにいる自分を想像できた、それに尽きるかもしれません。

またたくさんの綺麗な街並みが見れると思うと、ちょっとしたワクワク感や好奇心を感じます。

日本に1度帰ってきて良かった

予期せぬ形で帰国してしまい、春は気持ち的にも随分落ちてましたが、今はこのタイミングで日本に帰国できて本当によかったなと思ってます。

社会人になって、仕事しかしてなかった私ですが、ちゃんと家族との時間を作れました。

しれっと会社員を辞めて、自分の現在地が分からない迷子フリーランス状態だった私が、「個人で仕事をする」ということを理解できました。

無茶することが美徳だと思ってた価値観から、自分の心の健康を第一に考えられるようになりました。

これだけでも十分日本に帰ってきた意味はあったと思うと同時に、会いたい人たちにちゃんと会える喜びをより一層感じられるようになりました。親友、学生時代の友達、後輩、前職の方々、コミュニティ、仕事仲間。つくづく自分は人に恵まれてると身に染みて感じました。

予定よりも早く帰国してしまい、予定よりも随分長く日本に居座ってしましたが、この半年間は心があったかくなる瞬間がたくさんあった期間でした。

自分と向き合うためにも遠くへ行く

会社員なんてすぐ辞めてやる!って思った社会人1年目から個人で稼ぐこととお金を増やすことだけ目標に仕事ばかりしてきたので、フリーランスになった今、また違うステップに進みたいと感じるようになりました。

でもまだその目標は何なのか全然分かりません。絶賛探し中です。

今この時点で見つかってないってことは、ここにいたままだと見つからないと思ってて。だから思い切って遠くへ行ってみようと思ったのも渡航を決めた理由の1つ。かもしれません。

移動したからといって、海外に行ったからといって、かっこよくもないし、人生うまくいってる、なんてことはないです。でも、自分の選択を愛せるのも自分だけしかしないと思って、自分の直感を信じて、思い切って、また遠くへ行ってきます。

目標はメルボルンの秋を見て帰ってくること

どれくらい行くの?と10人中9人の方に聞かれますが、前回と同じく決めてません。

でも、メルボルンの秋だけは見て帰ってきたい。そう思ってます。また体調が悪くなって帰ってくるかもしれないし、気が変わって違う都市にいるかもしれないし、正直分からないことだらけです。

それでも自分が大好きな秋の紅葉と、メルボルンの街並みが交差する景色を自分の目で見てから帰ってきたいなぁと思っています。

終わりに。的なことも書きます

構成も考えず、夜の23時に急に思い立ってバーって書いたnote。とりあえず今の感情や考えを文字に残しておきたくて書いちゃいました。

あと9月中旬に出発します!というプチ報告も兼ねて。

いっぱい悩んで、いっぱい体験して、いっぱい楽しんでこようと思ってます。

帰国した頃には、今より自分のことを分かってあげられてたらいいなと。
ではまた次のnoteで!

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