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⛑️LA火災と東日本大震災 (世界の災害規模を自分ごとに)

💌News letterで発信した内容を抜粋して記載しています
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皆さんこんにちは。そして遅ればせながらHappy New Year!!

昨年のお正月は長野の善光寺を参拝中に地震(能登地震)に見舞われ、大きな揺れに怯えた年明けとなりましたが、今年は何事もなくお参りをしてきました。
(元旦に、夫がぎっくり首になるというアクシデントがありましたが…)

海外に目を向けると、Los Angelesの火災が深刻ですね。

特にアメリカのような国土面積も広い大国のこととなると、規模の実感が捉えにくいと感じたので、自分なりに調べて見ました。

⛑️世界の災害規模を自分ごとに

Los Angeles火災被害概要

▼焼失面積: 150平方キロメートル以上(1/11時点)

▼特に被害が大きいのは、パシフィック・パリセーズ地区で、焼失面積は90平方キロメートル。

▼内陸側のブレントウッドやベル・エア方面にも広がりを見せており、鎮火率は未だ11%。

▼被害総額:現時点で約21兆~24兆円(1,350億~1,500億ドル)と推定されています。

自分の住んでいる地域規模に置き換えてみると…

▼焼失面積: 150平方キロメートル以上
線沿線内面積の約2.4倍。三鷹市と比べると約9.4倍。

 
▼パシフィック・パリセーズ地区で、焼失面積は90平方キロメートル。
山手線沿線内面積の約1.5倍。新宿、渋谷、東京駅といった都心の主要駅がすべてが含まれるエリアが1個半焼失と考えると、その規模の大きさに驚きます。

鎮火率が1/11時点で11%となっており、まだ燃え広がっていることを考えると、想像を絶する火災です。

東日本大震災の被害規模を比較すると…

まず、それぞれの災害には尊い命が失われており、その重みは比べたり計り知れるものではないと言うこと前提のもと、自分ごとに置き換えて、世界を捉え、心を寄せたいという目的のために調べて見ました。

▼被害面積の比較

東日本大震災:約56,000平方キロメートル。日本全体の国土の約15%に相当
ロサンゼルスの火災
現時点での被害面積は約150平方キロメートル

東日本大震災は地震、津波、原発事故と複合災害である点を考慮すると、比較が難しいものの、東日本大震災の被害面積はロサンゼルス火災の約373倍という規模になります。

▼被害総額の比較

東日本大震災:被害総額は約16兆9,000億円(推定)
ロサンゼルスの火災:現時点で約21兆~24兆円(1,350億~1,500億ドル)

こちらも円安の影響や、被害の性質が異なりますが、被害総額では、ロサンゼルス火災が東日本大震災を約1.3倍上回る可能性があります。

比較が難しい側面が大きいですが、焼失した地域がどれだけ経済的資産の高い地域かということがわかります。

それぞれがどのような災害なのかを理解するという意味でも、考えされてました。

最後に

私自身が、福島出身ということもあり、自分ごとに置き換えた時に、捉えやすいということから、それぞれ調べてみましたが、そこに住む人々は、数字など関係なく、目の前の生活がなくなってしまうという苦しみに見舞われていることと思います。

私も、家族が被爆者のモニタリング対象となっていたり、原発近くのため未だ立ち入り禁止区域であったり、その爪痕は何年たっても身近に感じられます。

一刻も早くLAの火がおさまることを祈ります。

写真出典:ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-10/SPVR1FT0AFB400



✍️筆者 aaanya(アーニャ)
aaanya's news letterの筆者。月2回日曜日の夜に配信。
ワーキングマザーのキャリア開発、ライフスタイル、感じたことを綴っています。
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