目からビームを出すうさぎ
刺繍をやってみたい!
でも準備するものも分からないし大変そう。
そんな億劫さを飛び越え、刺繍に挑戦しました。
野望No.188 刺繍をする
道具と材料はすべて100円均一にて購入。
刺繍といえば…で、思い浮かべる刺繍は、フランス刺繍というらしく使うアイテムはたったの5つです。
・刺繍枠
・布
・刺繍糸
・刺繍針
・チャコペン(or トレーシングペーパー)
なくてもいいが、用意した方がよいもの
・糸通し
フランス刺繍針はおうちにないよ、という方は他の針でも代用可能かと思いますが、刺したあとの穴が目立ったり、刺繍糸がうまく入らなかったりするかと思うので、刺繍針があると便利かなとやってみて思いました。
まずは、チャコペンで図案を描きます。アウトラインだけでも出来ましたが、より複雑になってくると、アウトラインの中にブロックを作って、複数に分けて刺繍を行っていくようです。
刺繍枠の名前が分からず検索しましたが、そのまんまの「刺繍枠」という名前でした。サイズが複数ありますが、今回は小さめにしてみました。
構造は単純で、枠が二重になっており、小ぶりの枠の上に布を被せ、大枠とセットにしてネジで留めます。
刺繍のモチーフや縫い方によって○本取りというのが決まっているようなので、刺繍糸を一度解いて、必要な本数を束ね直します。
今回は2本取りだったので、刺繍糸の束を全部ほどき、2本だけとって束ねました。
針に糸を通すのが、1本ではないのが激ムズでめちゃめちゃ苦戦しました。糸通しは絶対あった方がいいです…(友人はスムーズでしたので個人差があります。)
(その後、「何回も通してられない〜!」と横着し、糸を切らずに刺繍を進める図)
縫い始めは玉留などをせず、特殊な縫い方で縫い始めます。これが驚くことにちゃんと留まっているんです!!!ただ、素人の気まぐれでなんとかなっただけかもしれないので、詳しくは「刺繍 刺し始め」で検索されてみてください!
外側から内側に糸をかけ続け、アウトラインに沿って刺繍を進めていきます。
チューリップの花びらができました!
次は茎と葉です。糸を変え、再度刺繍を行います。色変える場合は、「刺し始め」をしなくても糸を巻き付けるだけで始められます。
こうしてできた刺繍第1弾!
愛おしい〜!儚い〜〜!
ざっくりやり方が分かったところで第2弾をおのおの進めていきました。
友人作のうさぎ。もうかわいい。
糸、絡まる。どうにもできず友人がすかさず助けてくれました。
そして絡まる友人のうさぎ。不器用ながら、私もうさぎを無事救出。
「裏側は諦めた!」
「初めてでここまでできた私達すごいよ!」
「数時間全然喋らずやってるのうけるね。」
と、言葉数少なく励まし合いながら黙々と制作。
そして完成する車とチューリップ。やった〜!
友人のうさぎも完成目前!
これは友人曰く「死んだ目のうさぎ」
「目からビームを出すうさぎ」
「白目のうさぎ」
そして無事にうさぎの目に光が宿る!
こうして初めての刺繍は完成!
あったかいこたつで、工芸茶を飲みながら友人と刺繍をする1日。ゆったり良い時間でした。