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8月28日《言葉とある》

慌ただしい夏が過ぎていき、もう8月が終わる。またも1ヶ月空いてしまった。

言葉から少し距離をとりたかった。

インターネットや知らない人の会話、街中の広告など、避けきれない日々の生活に溢れる様々な言葉に私はとても疲れていた。説明的で、意味がありそうで、私が正しい、といわんばかりの言葉。

言葉のない音楽、動物、自然の流れに身体を委ねるのは心地よく、本当はもうずっとそうしていたい。

少し後ろ向きの話になってしまった。しかし、これだけ言葉に対して敏感になるのは、反対の意味でも言葉からエネルギーをもらっているからだ。

言葉もまた、身体の感覚を開くきっかけとなり得る。その解放的な言葉はなんなのだろうか。説明が上手いということではない。エビデンスがあり正しい情報だということではない。たった一言で、意識が、身体が全く変化してしまうということもある。

捨てられない、使いこなせていない、けれど言葉と共にある。

【今日のからだ】
1日1時間、好きに踊って自分の身体を観察することにした。今日は右腕が熱っぽく重だるい。ただ歩きたい気持ち。裸足でぐるぐると部屋の中を歩き回る。腕が上げにくい。右半身を内側にして、ローテーブルを中心にその周りを回ると気持ちいい。反対は変な感じ。意識と重心を落として歩く。Taichi Walk。本棚の1冊の本が目に入る。

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