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リピーテッド


ある事件をきっかけに、女性は1日しか記憶を維持できない記憶障害にかかったもの、献身的に世話をする優しい夫に支えられ生活を送る。
そんな中、精神科医を名乗る男から一本の電話が。毎日映像記録を残しているからカメラを見ろと言われ、内容を確認するとそこには驚きの真実が。

評価:★★☆☆☆
ワクワクしながら一気見した。
ミスリードを誘うシーンがあって、最後まで真犯人がはっきりせずにドキドキ出来た。
でも結末の満足感はいまいち。後半は展開が単調になってきていたし、どんでん返しが弱かった。女性がその状況に陥った原因も自業自得な部分が大きくて、あまり感情移入出来ず。トータルで誰かに勧めたいほど良かったかと言われたら、勧めないだろう映画。

【ここからネタバレ】
夫を装って生活をしていた、というのは本当にありそうな内容で怖かった。ドクターがキーパーソン的なポジションで頻繁に登場するんだけど、ただの水先案内風の役回りで残念だった。
最後に本当の夫と息子に再会出来て、息子だけは思い出せてハッピーエンドのように締めていたが、退院後の引き取り人はその夫ではなく、友人のクレアだったのが違和感凄かった。あんな夫からの愛の言葉と息子との涙流しての再会と、感動的に仕上げてきたのに、放任する姿勢は徹底。本物の家族全員で暮らして幸せに過ごせるようこれから頑張ろう的な流れに持って行ったほうが自然な気がした。
あと本物の夫の外見どうにかならんやったん。突然のイタリア系は違和感すごい。

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