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なぜ就活が糞なのかについて

はじめに

この記事では、なぜ就活が糞なのかについて個人的見解と、どうすればいいのかについて書いていきたいと思います。
まだ就活を知らない方に一応説明しますが、就活とは大学3~4年の時期から始まる意味の分からない儀式であると定義されております。

就活はゲームチェンジャー

ゲームチェンジャーという言葉を知っていられるでしょうか?
ゲームチェンジャーとは、『物事の状況や流れを一変させる個人や企業、プロダクト、アイデアのこと』と定義されているようです。
今までの生活を一変させる物事を例えているんですね。

生活を一変させるという意味では就活はゲームチェンジャーと言えます。
一般的な日本人は、小学生→中学生→高校生→大学生→社会人という流れで社会へ出ることになります。(中卒、高卒はここでは考えません)
ここで問題になるのは、小学生から大学生の間はわずかな選択肢はあれど一本道のロールプレイングになっていることです。
先生に言われたことをやり、親から言われた学校へ行く、わずかな選択肢として高校や大学を選ぶことはできますが、それもなんとなく選んだだけです。自分の学力ならこのくらいだろうと適当に選んだ名前の売れた大学へ進学し、文系、理系は数学が好きか嫌いかくらいの認識で決めてしまっている方々が大半なのではないでしょうか?
大学生までは一本道なので、まじめにやってれば何の問題もなく進みます。

しかし大学3~4年時に、いきなり就活という謎イベントがやってくるんですね。
残念なことに就活からは一本道ロールプレイングは終了し、自由度が売りのMMOへゲーム内容が変化します。
今まで一本道ロールプレイングだったのがいきなり何か意味の分からないMMOに変化してしまうわけで、ゲームが変わったことを受け入れられない人がでることも、やむを得ないえないものと言えるでしょう。
こんなもん糞ゲーだねとゲームならやめることもできるのですが、やめることができないのが人生の辛いところ。糞ゲーの糞イベントでもなんとか乗り切るしかありません。

面接

就活で重要なのは面接です。というか面接以外必要ありません。
これまで大学では勉強してテストでいい点を取っていれば『優』やら『秀』やらの評価を得ることができていましたが、その優秀さは就活の面接ではほぼ何の意味もございません。
面接で見られるのは、見た目性格、コミュニケーション能力だけになり、頭の良さなんかはそこまで見られることはありません。
今回は面接でよく聞かれる『志望動機』と『自己PR』について考えていきたいと思います。

志望動機

「そんなもんねーよ。働いてやるから金よこせ!」
志望動機を率直に書くとこうなります。
大学4年で適当に調べて条件よさそうなとこを選んだだけなんだから志望動機なんてあるわきゃないのですが、しかし相手の会社は面接で志望動機を聞いてきます。
企業理念に共感し……」みたいなことも言ってはみますが、その会社で働いてる奴らだって知らない企業理念に共感も糞もあるわけないのですから大変どうでもいい言葉になるわけです。
「若いころから仕事を自由に任せられる社風が……」
みたいなのもよく聞きます。志望動機として答えやすいんでそう答えるんでしょうがそんな会社碌なもんじゃないぞと一応言っておきます。
今まで真面目にやってきた大学生の方ほど躓くところですが、志望動機なんてものはどうでもいいということを頭に入れて下さい。真面目に考えたって入りたい理由なんてあるわけないのです。質問してくる側だってとりあえずで聞いてる意味のない質問なので突っ込みどころのある回答以外はスルーされます。

①祖母に勧められた

「うちの祖母から御社なら安心だから絶対に受けろと後押しされて、私も調べるうちに御社の……」
なに言ってんだと思われるかもしれませんが、祖母から勧められたのなら仕方がありません。農協とか地方銀行とかそういった系の会社面接で使用可能らしいです。(女性に限る)

会社説明会行ったからや、この野郎
「会社説明会の際に〇〇様から説明をしていただいて、業務内容に興味を持ち一緒に働かせていただけたらと思い応募させていただきました」
会社説明会で興味持ったよみたいな感じだと作りやすくていいですね。大企業とかだとあれかもしれませんが……。

③業界についての志望動機
受ける会社の業界についての志望動機を答える。業界内での違いがあればそれを付け加える。
とりあえず答えたるから変な質問してくるなよという意識をもって答えましょう。
「その動機ならほかの会社でもよくないですか?」という質問には「実はそうなんですよね!でも同業他社と比べて……」みたいに笑顔で元気よく繋げましょう。面接は雑談できればいいので明るい感じで話せればいいです。


自己PR

自己PRは困りますよね。
陰キャほど困ると思います。なにせ何も長所がありませんからね。
何もPRすることがないので何か参考にしたいと例文を探しても、リクナビなんかの例文は意味不明すぎてこいつら正気か?といったようなPR例文が並んでいて行き詰まることになります。

以下、リクナビより自己PR文

家電量販店のアルバイトで、相手の立場を考えて商品の魅力を伝える表現力を身につけました。勤務していた店舗では、毎月、販促強化商品がありました。ビジネスパーソンからファミリーまで幅広い客層が訪れる駅前店だったので、同じ商品でもお客さまによって使うシーンはさまざまなだと考え、接客の際は、“相手の生活を具体的に想像した上で商品の良さ伝える”ことを意識しました。結果、都内25店舗の中で販促物売り上げのトップ成績を取ることができました。

https://job.rikunabi.com/contents/entrysheet/11441/#PR-2

大学でダンス同好会を立ち上げ、メンバー一人ひとりの思いをくみ取る感受性を鍛えられました。初期メンバーが10人集まりましたが、練習に遅刻や欠席が多く、ミーティングを設けても発言するメンバーはひと握りという状況でした。そこで1対1で個別に話す場を設けて、主張するのが苦手なメンバーにも、本人の言葉が出てくるまでじっくり時間をかけて向き合いました。異なる考えにも耳を傾けたことで信頼関係が生まれ、メンバー間でも意見を言い合えるようになり、立ち上げから1年後には初の大会出場という目標を全員で達成することができました。

https://job.rikunabi.com/contents/entrysheet/11441/#PR-2

私の強みは、客観的に物事を捉え、コミュニケーションに生かせることです。携帯電話ショップでのアルバイトでは、高齢の方からスマートフォンの使い方を尋ねられることが多いのですが、ある時自分の説明が高齢の方には理解しづらいのではないかと気づきました。そこで、自分の説明を録画して見たところ、早口になってしまっていることや、「タップ」など高齢の方にはなじみのない言葉を使っていることを発見。「画面に指で軽く触れてすぐに離してください」と言い換えるなど、話す速度や言葉の選び方を変えました。この時から、自分のやり方を常に客観的に把握し、改善するように心がけています。

https://job.rikunabi.com/contents/entrysheet/21896/

自分を律してタスクをこなし、目標を達成することができます。大学2年生の時には、ゼミの課題やアルバイトと並行して独学で勉強を続け、簿記2級を取得しました。それを可能にしたのは、1日単位、1週間単位、月単位で「やることリスト」を作成し、それにのっとってタスクに取り組み、自己管理していたからです。どうしてもその日のタスクが終えられないときは、翌日に早起きするなどして調整。課題などは早めに取り掛かり余裕を持って提出できるようにするなど、無理なく実行できるような工夫もしています。

https://job.rikunabi.com/contents/entrysheet/21896/

大学に入学してからずっとスーパーのアルバイトを休むことなく続けています。大学3年になってからは実験やインターンシップなどで忙しくなり、夕方のシフトに入るのが難しくなってしまったため、夜間のシフトに入れてもらうようにしました。今ではバイトの中でもベテランになりつつあり、新人バイトの指導や、店内POPの制作なども任されるようになっています。長く通ってくださるお客さまからも、「品物の場所は、あなたに聞くようにしている」など、信頼していただけるようになりました。

https://job.rikunabi.com/contents/entrysheet/21896/

いくつかリクナビにあった例文を並べましたが、意味不明ですよね。
何が何だかわかりません。
おそらくこの例文の後に、御社でも同じような成果を上げていきたいです。みたいな文章が続くのでしょうが……。
私が馬鹿なのか、リクナビが馬鹿なのか、就活が馬鹿なのか……。
就活を糞にする要素は、この意味不明な例文しかない自己PRによるものの影響が大きいです。一般的な感性を持っている人ほど例文を理解できません。
こんなもんなんのPRやねんって感じなので、一般的常識に基づいて自己PRを考えていきたいと思います。

なにをPRするか
自己PRとしては自分が今まで何をしてきてこれから何をできるか説明できればいいと考えております。

①今からPRできるものを作る
就活するにあたり何もPRできるものがなかったので、私なりにこの3か月間とにかく勉強しTOEICで800点を達成いたしました。大学行く以外は海外の動画を見たり、街で外人を見かければ話しかけてみたりして、今では中南米の普段何をやって生活しているかのわからない外人が3人友達にいます!あと3か月あればTOEIC900も届くと思いますので、御社でも私の語学力を武器にして働いていきたいと考えております。

②資格をアピールする
自己PRというのが自分としても何をPRすればいいのかわかりませんが、大学で学んだ実績としていくつか資格を習得しております。宅建とTOEIC800点なんですが……。一応……その……大学とアルバイトの合間に計画を立てて勉強して合格できたので、自己管理とかはできているほうなんじゃないかなと思います……。御社でも……

③アルバイトをアピールする
大学1年生の時から家庭の事情でどうしてもお金がいるってことでアルバイトとしてたんですが、大学が終わって2時間はテレアポでクレームをひたすら受ける仕事、それが終わると深夜まで風俗のボーイのバイトをしていました。どちらもつらい仕事で10円ハゲが何個もできましたが、やめることなく家の借金を返済できました。どんなにつらい環境でも頑張れる力はあると思います!


もぅマヂ無理。 就活したくない。。。

就活したくない理由は、働きたい理由が見つからないからにほかなりません。
いきなり放り出されてどこかで働けって言われても困るというか、別段働きたいとも思っていないのに知らない会社に面接を受けに行き嘘八百を並べて受け答えをするのがすごく苦痛なんですよね。

おそらく多くの受動的な人々は勝手に仕事決めてくれたらそこで働くと思います。大学4年でいきなり一本道から放り投げられてどこにも行けない人間はただただ困るだけ、最終的に正社員にはならず派遣やらフリーターやらドロップアウトする道に行ってしまうこともあるようです。

問題点

その分野の仕事がしたいからという理由で大学に行っていない。この点が一番の問題点になります。
何かについて学んで仕事にしたいという意識をもって大学に行く人は恐ろしく少ない。そのために就活という社会に出る一歩目で自分が何をしたいのかさえ分からない状況が生まれるのではないでしょうか?
何のために勉強しているのかという認識がいつの間にかなくなり、テストでいい点をとるための儀式としての勉強が存在している。大学までは一本道のロールプレイングですので間違いに気が付かなくても問題はありません。問題が出てくるのは就活からです。


これからどうしたらいいの?

入りたい会社なんてないし、なんも決まってないよって人に提案があります!
自衛隊に入りましょう!!!
入り方は簡単です!

①自衛隊地方協力本部に行く
アポなしでいいです。
協力本部に行き、そこにいるおっさんに話しかけてください!
「自分……自衛隊に入りたいんすけど……」
こう言えば驚くほどスムーズに受験までの流れを作ってくれます。
面接とかの質問もおっさんに聞いておくといいです。どう答えればいいかも教えてくれます。

②受験に行く
簡単な筆記試験と面接、身体検査があります。
試験は高卒程度の知識の問題と簡単な作文です。普段パソコンばかり使っている人は文字を書く練習をしておいてください。パソコンばかり使っていると漢字が全然書けない症状がでている危険があります。
面接はすごく簡単です。
志望動機とか聞かれますが答えは何でもいいです。
災害派遣で活躍されているのを見て、私も国のために何かしたいと思い志願しました」とか答えてください。突っ込まれた質問は帰ってきません。

③自衛隊地方協力本部のおっさんから合否の連絡が来る
合格してれば自衛官です。やったね!

合格率が5倍とか6倍とかになっていますが、実際はそんなことはないです。大抵は受かるので自信をもって大丈夫!


最後に

これは普通の会社なんかでも同じなんですが、体はヒョロヒョロよりは鍛えていたほうが印象がいいので鍛えといてください。真っ白な肌だと印象が良くないので適度に日焼けもしたほうがいいです。
髪型とかも美容院とかに行って整えたほうがいいですし、眉毛も整えて鼻毛も抜きましょう。
鼻毛がぼうぼうの人とは誰も仕事はしたくないですからね!


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