最近、てかずっとだけど
親も老いて丸くなり、優しい振る舞いを見せてくれることが増えてきたんだけど、「私にしてきた数々の仕打ち絶対忘れんからな、そのせいで私は今もこんなに苦しんでいる」という気持ちと、「いやでもここまで育ててくれたし、老い先短いしな…」という気持ちがせめぎ合って、上手く優しさを受け取ることができない。
私を道連れに母が自殺しようとしたことも、母が事ある毎に「私自殺するから」と私をコントロールしてきたことも、刃物を私の腕に当ててきたことも、度を超えた過干渉も、暴言暴力も急なヒステリーも全部覚えてる。それを父が見て見ぬふりしてたことも。
生まれた時から家族全員おかしかった。母がこんなになったのは、祖父母が母を何年もいじめ続けたからだし、3人の姉はいつも人格否定の言葉ばかり投げつけてきた。父は「いい父親」ではあったけど「いい人」ではなかったよね。
そんなこんなで20年以上自分の存在を否定して苦しんできた。ずっと死にたかった。
それなのに、何も無かったかのように、何も知らなかったかのように「生まれてきてくれてありがとう」とか言われたって、「何を今更!」と思ってしまう。そんな言葉受け取れるわけない。
…でも、親の愛がなかったわけでもない。感謝もしている。
だからこそ惨めな気持ちになる。1人で苦しんでいる私が馬鹿みたいじゃないか。
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